三佐和ブログ


8月の新宿御苑 2026年08月05日

8月に入り東京は、涼しい気候に包まれています。AIによるとその理由は高気圧の位置関係により、海からの涼しく湿った空気が関東に流れやすすなっているからだそうです。涼しい空気に包まれて朝の御苑を歩くのは気持ちが良いですね。

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東京が位置する温帯地域・中緯度の都市近郊、緑地を含む環境の一般的な蒸発散量の目安は、盛夏高温期で約5mm/日以上のようです。御苑の芝生からもおよそ毎日5mmの蒸発散量があるようですね。

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気化熱は水が気体に変わる際に周囲から熱を吸収して奪うエネルギーで、水1グラムが周囲から奪う熱量は25度の気温の時およそ583calです。つまり今の時期、新宿御苑の芝生からはおよそ2915kcal(583cal x 5000g/㎡)の熱が奪われる計算です。(気化熱)以前マンションのベランダで、水を含まないコンクリート表面と水を含む芝生の表面温度を調べたところ、およそ25℃の温度差が見られたのはこの気化熱の影響ですね。「断熱・緑化コンクリート

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御苑の森を歩いていると涼しく感じるのも気化熱の影響です。木々の葉に光が当たり、葉の表面から水が蒸発するときに、水は葉の表面から熱を奪い葉の表面温度は下がります。そして周囲よりも気温が低く重たい空気が葉の表面から落ちてくるので、木々の下を歩くと涼しく感じます。御苑の芝生の広場や森を歩いていると、水と光による水の循環を体で感じることが出来ます。8月5日撮影

8月のフローラカスケード 2026年08月03日

8月に入りヒートアイランド東京は気温が30度を超える猛暑日が現れるようになりました。そこでフローラカスケードも盛夏に合わせて、灌水量を増やしました。

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フローラカスケードは植物を育てる緑化コンクリートであるとともに、カスケードブロックに保水された水が植物からの水の蒸発量と合わせて水の蒸発散を促進して、気化熱の働きでフローラカスケードに当たる真夏の直射日光の熱量を減らす断熱コンクリートの機能を備えています。

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構造物の横にフローラカスケードを設置することで、構造物の立面に差し込む太陽光エネルギーを減少させます。長期にわたり構造物に水をかけて表面を冷やすと構造物の劣化の可能性がありますが、構造物と分離した場所にフローラカスケードを設置して、カスケードブロックに水をかけても、長期にわたり構造物を劣化させることはありません。

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浅草寺様の境内にフローラカスケードを設置させていただき10年以上カスケードブロックに水を流していますが、ブロックが水の影響で劣化したり植物が放出する化学物質(フィトンチット)でブロックが傷んでいる様子は見られません。これから東京は猛暑日が続くと思いますが,東京の盛夏に合わせた灌水量でフローラカスケードの上でツルニチニチソウやインパチェンスが元気に育つことを望みます。 関連ブログ:断熱コンクリートとしてのフローラカスケード  8月3日撮影

オアシスⅡからの水分蒸発散量113 2026年08月01日

7月25日から8月1日までのオアシスⅡからの水分蒸発散量は4.6㍑/㎡・日、芝生からの蒸発量は㍑/㎡・日、周囲からの蒸発量は3.6㍑/㎡・日、給水量は4.8㍑/㎡・日でした。水の計量容器を芝生の横に設置したのですが、今回も周囲からの蒸発量が増えました。新宿事務所のベランダでは大気中の気温と湿度は、水の測定をする容器の設置場所の変更に大きな影響を与えていないようですね。

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ちなみに現在の室内の気温と湿度は下記のグラフのとおりです。夏至を過ぎて室温も湿度も上昇しています。地表や水面からの水分蒸発量は、その土地の気温や湿度の変化に直接影響されているようです。

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それに対して芝生からの水分蒸発量は葉の表面温度の上昇から始まる芝生表面の水分蒸発、それに連動する茎の内部の気圧の変化、そして根からの水の吸引など独自のシステムで水の循環が行われます。

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西洋芝は設置場所を移したことで、直射日光の影響がなくなり芝生は緑を保っています。8月1日撮影

桜ランも生きている41 2026年07月31日

7月1日から31日までのサクラランの容器からの蒸発散量は0.83㍑/㎡・日、サクラランからの蒸発量は0.29㍑/㎡・日、水からの蒸発量は0.54㍑/㎡・日でした。今回は全ての数値が前回よりも減りましたが、サクラランからの蒸発量は水からの蒸発量より減りかたが少しですが少なかったです。

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7月は6月と比べ気温は高くなりましたが、室内の湿度も6月よりも10%ほど高くなったことで、水やサクラランからの蒸発量が少し減ったのではないかと思います。下の気温と湿度の変化のグラフをご覧ください。

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気温と湿度が高くなってきた中で熱帯から亜熱帯にかけての植物である、サクラランの葉からの蒸発の増加量は水からの蒸発の増加量を多少上回りました。

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気温と湿度が高くなってきた中でサクラランの活動の証は、葉からの蒸発量だけではありません。以前もお話ししましたがサクラランを育てている容器には苔が付着していません。これはサクラランの根から、苔の活動を防ぐ化学物質が放出されているのでしょうね。(フィトンチット)上の写真をご覧ください。7月31日撮影

7月のベランダガーデニング 2026年07月27日

7月も梅雨が明けて気温が上がり、本格的な夏を迎えています。マンションのベランダでカスケードブロックで育てている植物も、夏の気候に合わせて植え替えました。北からの風通しの良い東面のベランダでは、ビオラに変わりインパチェンスを植えました。インパチェンスは暑さに強く、これから11月ごろまで咲き続けます。

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南に面した室外機の上ではミントやローズマリーなどのハーブを植えました。カスケードブロックは植物の根鉢を灌水クロスに包んでブロックの穴に挿入するので、植物の植え替えも簡単です。

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春にカスケードブロックに植えたツルニチニチソウは弦を下に垂らしながら成長しています。カスケードブロックは土に似た保水性があり、通気性は土よりも優れています。しかも固化しているので、崩れてベランダを汚すことがありません。

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カスケードブロックを敷いた受け皿に給水する方法は、新宿事務所のベランダで緑化ブロックで芝生を育てているオアシスⅡと同じ給水方法です。夏になりマンションのベランダは一日を通して日が当たったり、風通しもよいので給水する水量も増えてきました。7月26日撮影

オアシスⅡからの水分蒸発散量112 2026年07月25日

7月19日から25日までのオアシスⅡからの蒸発散量は4.1㍑/㎡・日、芝生からの蒸発量は1.4㍑/㎡・日、周囲からの蒸発量は2.7㍑/㎡・日、給水量は4.3㍑/㎡・日でした。今回はオアシスⅡを室外機の上に移し、周囲からの水分蒸発量を測定する容器を元の場所に置いたことで測定値に影響が出たようです。

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オアシスⅡを室外機の上に移したことで、直射日光が当たらなくなり芝生からの蒸発量は減りましたが、水分の蒸発量を計測する容器は、午後になると直射日光が当たるベランダに置いたので蒸発量の関係に影響が出たようです。そこで容器をオアシスⅡの横に置いて測定を続けることにしました。下の写真をご覧ください。

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当たり前のことですが今週の測定値の違いを見て、芝生からの蒸発量と容器からの蒸発量が同じ場所に設定しなければいけないことが良くわかりました。反省します。7月25日測定

7月のフローラカスケード2 2026年07月23日

東京は7月20日に梅雨明け宣言が出されたとたん、気温が上昇し猛暑日を迎えました。浅草寺様境内のフローラカスケードでは春から夏にかけてのカスケードブロックの蒸発散量の上限を5mm/㎡・日と想定して1日当たりの灌水量を4.6㍑/㎡・日に設定してきましたが、猛暑日の到来で盛夏の蒸発散量5mm/㎡・日以上に合わせて5.2㍑/㎡・日の灌水量に変更しました。

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フローラカスケードが設置されている場所は境内の東、オオイチョウの下です。夏の間は大イチョウとフローラカスケードの後ろのヒイラギの垣根から伸びた枝葉が直射日光からカスケードの花を守ってくれています。

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気象庁は今年から気温が40度を超える日を酷暑日と表現するようにしました。フローラカスケードは1日当たり5.2㍑/㎡の水分を補給する事で表面の温度を低く保ち植物を育てます。 7月22日撮影 関連ブログ:「東京の水分蒸発散量」「緑化コンクリートとしてのフローラカスケード

オアシスⅡからの水分蒸発散量111 2026年07月18日

7月12日から18日までのオアシスⅡからの蒸発散量は3.9㍑/㎡•日、芝生からの蒸発量は2.5㍑/㎡•日、周囲からの蒸発量は1.4㍑/㎡•日、そして給水量は4.1㍑/㎡•日でした。今回は周囲からの蒸発量に変化がなかったのに対して芝生からの蒸発量が若干増えたようです。

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今年の東京の梅雨明けは来週の7月21日だそうです。新宿事務所の室温が25度を超えてきたので、今年もオアシスⅡの設置場所をベランダから室外機の上に移動しました。夏場の西洋芝の弱点は強い直射日光が当たることです。

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何度もブログでお話ししていますがオアシスⅡが設置されている新宿事務所のベランダには、午後1時ごろから直射日光が当たる時間帯があります。給水量が十分であるのに芝生が直射日光に弱いのは、芝生からの蒸発量が周囲からの蒸発量に比べて、芝生独自の蒸発システムがあり直射日光に敏感に反応できないからですね。芝生は25度ぐらいまでの気温であれば直射日光に反応して蒸発量を調整できますが、気温が25度を超えると体力が弱まるからでしょうか、直射日光に対応しずらくなるようです。オアシスⅡで西洋芝を育てるには、、給水量の管理だけでなく夏場の強い直射日光にも気を配らなくてはなりません。7月18日撮影

法蔵院様・大泉寺様訪問 2026年07月16日

昨年の12月末までと今年の3月にブミコン舗装をさせていただいた、台東区谷中にあります法蔵院様と大泉寺様を訪れてブミコンの施工の様子を拝見してきました。法蔵院様のブミコン舗装は12月末まで行われたので寒い時期に発生するエフロレッセンス白華現象が見られましたが、6か月以上経過して白華はほとんど見られなくなりました。

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何度もブログでお話ししましたが白華はブミコンの固化材BGパウダーに含まれている水酸化カルシウムが、水に溶けて空気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムになる現象です。ブミコンには無数の空隙があるので空気の通りがよく、冬場に施工すると水蒸気を含んだ土中の暖かい空気が表面に流れ、冷たい表面で水になりブミコンの水酸化カルシウムを溶かして、空気中の二酸化炭素と反応して水酸化カルシウムになります。

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水を浸透させるブミコンは、土中から水蒸気を含んだ空気を大気に送り出す性能を併せ持っています。炭酸カルシウムは接着性が弱いので時間をかけて雨水などで流れ落ちてゆきます。

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大泉寺のご住職様から墓所をブミコンで舗装することで手押し車で参拝にいらっしゃる方も、お墓参りが楽になったようだとのお言葉をいただきました。7月14日撮影 関連ブログ:「大泉寺様ブミコン舗装」「法蔵院様ブミコン舗装7

断熱コンクリートとしてのフローラカスケード 2026年07月15日

浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードでは夏場の設定として4.6㍑/㎡・日の水を灌水しています。そして東京の夏の蒸発散量はおよそ4㍑から5㍑/㎡・日です。

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境内にフローラカスケードを設置させていただき10年以上の年月が経過しました。この10年の間にビオラ、インパチェンスを始めとして様々な植物を育てました。そして四季のある東京では季節に合わせてフローラカスケードで育てている植物への灌水量も調整しています。

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植物を育てる緑化コンクリートとしてのフローラカスケードの機能と灌水計画が、断熱コンクリートとして応用されることが期待されています。何度もお話ししていますが、断熱材は熱量が建物に伝わる時間を遅くすることはできますが、熱量を下げることはできません。建物を水で冷やすことで気化熱の働きを利用して、建物に伝わる熱量を下げることが出来るのです。

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建物の被覆材としての断熱コンクリート、フローラカスケードを通して水を伝えることで、直射日光から建物に伝わる熱量を下げることが出来るのです。また建物を断熱するのが目的であれば、植物を育てることなく、夏の間だけ断熱コンクリートに水を給水すればよいのです。そして冬になると、断熱コンクリートであるガーデンクリートの空隙が、建物を通して内部から外に逃げる熱量が伝わる時間を遅くすることが出来ます。関連ブログ:「建物を冷やす断熱緑化コンクリート」7月14日撮影


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