トライ&エラー&トライ | 2008年05月17日 |
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トライ&エラー&トライで実証型の創造企業を目指すというのが当社の方針です。そして「それは無理です」ということに日々チャレンジしています。今、荒川区町屋のCity Hotelの屋上でガーデンクリートを基盤にした芝生の育成試験を行っています。過酷な気候条件である屋上で芝生を育てるのは、チョッと芝生には申し訳ないですが、芝生がどこまで厳しさに耐えられるか興味もありトライしました。試験に選んだ芝生は西洋芝ケンタッキーブルーグラスです。寒冷地型の西洋芝は高温多湿の真夏の東京の環境には耐えられないというのが世間の常識ですが、その常識にあえて挑戦してみました。試験場所の屋上は真夏の間、毎日7時間ほど直射日光が当り外気温も30度を越えますがケンタッキーブルーグラスは青々と育ち、根もガーデンクリートに活着しました。そして冬の間も枯れること無く春を向かえ、また元気に新芽が芽吹き始めています。一年を通してケンタッキーブルーグラスを育ててわかったことは、真夏の暑い時期でも継続して散水すれば芝生は育つということでした。そしてガーデンクリートの特徴である保水性と通気性がケンタッキーブルーグラスを根腐れから守り、根から水を吸収させるのに役立ったということですね。西洋芝を育てるのに必要なのは、第1に水、第2に空気、そして第3に光ではないかと実感したこの一年でした。今年は昨年の経験を生かし、また新たな方法で芝生の育成にチャレンジする予定です。