カレー | 2008年08月10日 |
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ある日の早朝、静かな浅草寺の境内を歩いていたら、どこからともなく良い香りが漂って来ました。朝のお勤めで使われる香料の香りかと一瞬思いましたが、それはカレーの香りでした。どこかのお宅で朝食の支度でカレーを温めていたのでしょうね。厳かな境内では、カレーも観音様をお祭りする香料の香りに思えてくるのが不思議です。以前、シンガポールのインディアンクラブやクアラルンプールのスタジアムで食べたバナナリーフカレーやフィッシュヘッドカレーは、スパイスを効かせた魚のフライやカレーで煮込んだエビをバナナの葉っぱに盛ったご飯と一緒に食べたり、鯛のお頭を様々なスパイスと野菜で味付けしたシーフードカレーですが熱帯の暑い気候では刺激があってとても美味しい料理でした。南インドからやってきたタミール系のインド人の料理なのでしょうね。北インドのデリーでナンと一緒に食べた豆のカレー(ダール)は、まろやかな味てとても美味しくやみつきになりそうでした。インドでも北は小麦粉のナンを主食としたそれほど辛くないカレー、南インドはお米を主食とした辛いカレーと様々です。暑い夏がやってきました。皆さんもカレーを食べて元気に夏を乗り切りましょう。
Raffles Hotel Singapore