アイチャックガーデン | 2009年05月10日 |
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建物の屋上やベランダで芝生を育てるのは、砂漠で芝生を育てるのと同じです。芝生はペット同様、生き物ですから常に水が補給されなければなりません。植物を育てるのが好きな方は、水やりに楽しみを見出しますが、一年を通して水やりを続けるのは大変です。ゴルフ場や校庭などではスプリンクラーによる散水で芝生にたっぷり水をまくことができますが、都会の建物では周囲に水が飛散するので気を使います。芝生の下に受け皿のようなプレートを敷いて灌水すると、プレートに藻や虫がわき、異臭を放ったり蚊の発生の原因になります。ベランダンブロックを緑化基盤としたアイチャックガーデンは、毛細管現象の働きを利用して必要最小限の水で芝生を育てる庭です。砂漠のような屋上でも、愛着を持って植物と接することができます。