ケンブリッジ400年の芝生 | 2009年09月27日 |
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数学者藤原正彦先生のエッセイ遥かなるケンブリッジ(新潮文庫)のなかで、藤原先生が同僚の先生と、手入れの行き届いたケンブリッジ大学のキャンパスの芝生を歩いていて、「どのようにしたら,このようにきめ細かな美しい芝生を保てるのか?」尋ねたところ、「四百年ほど丁寧に手入れを続ければこうなる。」という答えが返ってきました。Kings College Chapel 写真引用:Wikipedia
400年とは驚きの長さですが、確かに芝生の育成は,日々の芝刈り、水やり、そして時々の施肥、オーバーシード(種の追い撒き)の繰り返しです。プロのグリーンキーパーさんによる日々の作業の連続が、美しいキャンパスの芝生を支えて来たのでしょうね。 当社では、皆さんがご自身の手で芝の育成が容易にできるように、緑化基盤、灌水システム、そして芝生のソッド、種、肥料、砂をご提供する方法を整えてきました。三佐和オンラインショッピング 次の課題は皆さんが楽しく芝生を刈れる方法を開発することです!
都内でも新宿御苑や皇居外苑では誰もが、手入れの行き届いた美しい芝生を楽しむことができます。日本のグリーンキーパーさんの芝生を育てる技の素晴らしさを感じます。
新宿御苑ではその昔、昭和天皇が皇太子であられたころゴルフを楽しまれたという話を聞いたことがあります。確かに御苑の風景を眺めているとゴルフコースの雰囲気を感じますね?
緑のオアシス | 2009年09月20日 |
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新宿事務所のベランダでケンタッキーブルーグラスを育てています。青海事務所では室内で芝生とヤシなど観葉植物でオアシスを作りましたが、新宿事務所は屋外に芝生のじゅうたんを敷き詰めた緑のオアシスです。
西向きのベランダでは午後になると明るい日差しが芝生を照らし、水のじゅうたん方式の灌水が適度な水で芝生を潤します。そしてガーデンクリートの緑化基盤が芝生の下で通気性を保ち、芝生は元気に育っています。
水のじゅうたん方式の灌水なので、ベランダが濡れることなくドレインに余分な水が流れ込むこともありません。伸びた芝はハサミで刈り込みます。
ピラミッドがあるサハラ砂漠の気候がまだ湿潤で緑に覆われていた時代、ライオンも元気に草原を駆けまわっていたのではないでしょうか?コンクリートとアスファルトに覆われた東京の環境は砂漠に似たところがありそうです。様々な場所に緑を張り巡らすことで、都会の砂漠にオアシスの潤いを甦らせたいですね!
芝生ブロック緑化システム | 2009年09月13日 |
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港区六本木のマンションにお住まいのオーナー様からテラスを芝生で緑化するお仕事を頂きました。水のじゅうたん方式の灌水を採用した芝生ブロック緑化システムでケンタッキーブルーグラスを育てています。この新しい緑化システムは、芝生の土と根の部分が常に水で潤います。そしてガーデンクリートの緑化基盤が余分な水を吸収し通気性を保ちます。
水のじゅうたん方式の灌水では、 芝生を育てる水量はスプリンクラーやジョウロによる灌水の50%から10%程度で十分です。一年を通して必要最小限の水で芝生を育てる芝生ブロック緑化システムを皆様もご利用ください。
テラスからは東京タワーをはじめ美しい東京の景観が眺望できます。
東京23区 | 2009年09月06日 |
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当社で開発した透水性・保水性コンクリート「ブミコン・ガーデンクリート」の役割は都市の透水性・保水性を回復することです。東京都23区の面積は約620平方キロメートルです。 23区の緑面積と公園・緑地面積の合計が約220平方キロメートル、残りの約400平方キロメートルは都市化された面積です。(雨の恵み2)東京23区の約36%が緑地・公園等の自然環境で残りの64%が都市化に伴うの構築物や舗装面積と考えられます。東京23区は都市化に伴い、人口や都市交通・自動車等の輸送手段も増え、その結果として100年の間に、平均気温はおよそ3度上昇し湿度は約16%減少しているようです。(ドライアイランド現象)
東京は年間降水量1466.7mmという雨の恵みを受けています。豊富な雨水は日本の貴重な天然資源です。この雨水をいかに地下に透水したり地表に保水させるか?ハチドリ・クリキンディの気持ちになってブミコン・ガーデンクリートで都市の保水性を回復させることを目指したいと思います。砂漠の都会をオアシスに!
浅草寺様の境内もブミコンの舗装をして1年が経過しました。(台風接近中8月31日午後撮影)