芝生を育てる光と風と水と砂 | 2010年08月29日 |
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茨城県立カシマサッカースタジアムへ行ってきました。グラウンドの芝生の維持管理業務をなさっているIGM Co.,Ltdの鈴木社長さんに,スタジアムでの芝生のメインテナンスについていろいろなお話をお聞かせいただき有意義な一日を過ごしました。
カシマサッカースタジアムでは約10,000㎡の広大なピッチが、西洋芝で維持管理されています。散水はJリーグ公式戦スタジアムとしては国内で初めてフィールド内に散水設備としてスプリンクラーを設置しました。またグラウンドに太陽光が最大限取り入れられるように、南面の屋根膜には透明のポリカーボネイト板を採用しています。さらに四方をスタンドで取り囲まれたグラウンドに風が流れるような工夫もされており、一年を通して美しい芝生の緑を保つプロの技に感動しました。
茨城県の鹿島は良質の鹿島砂の産地です。芝生を育てる基盤には水はけの良さが求められます。カシマサッカースタジアムの西洋芝も水はけのよい砂で育てられています。鈴木社長のお話をうかがいながら、水はけのよいガーデンクリートの上に西洋芝のソッドを載せて芝生を育てる方法が間違っていないことを改めて感じました。
当社ではIGM社とローヤルターフカンパニーさんのご協力を得て、カシマサッカースタジアムのナーセリーで生育されている良質なケンタッキーブルーグラスのソッドを、宅配便で皆様のお手元に届けるサービスを開始いたします。プロのサッカーフィールドの芝生をご自宅でもお楽しみください。お問い合わせはこちらまで