三佐和ブログ


植物を育てる光と風と水、そして愛 2010年10月10日

大田区南蒲田にあります大田区産業プラザPIOの6階テラスでは、芝生をはじめとして春菊やルッコラなどの野菜、そしてラベンダーやローズマリーなどのハーブ等、様々な植物が育っています。これらの植物を育てる灌水システムには大田区の匠の技が生かされています。

 

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PIOのテラスで芝生を育てて2度目の夏を越しましたが、様々な経験をさせていただきました。特に今年の夏は、東京都内でも8月の中旬にまとまった雨が降るまで、ひと月以上にわたり雨が降らない天候が続きました。このテラスでは雨水タンクの水を利用する灌水方法を採用しているので、水の補給には大変苦労しました。

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大地がコンクリートやアスファルトに遮断された上で植物を育てるには、植物を育てる緑化基盤と灌水システムの組み合わせが必要です。それは劇場の舞台装置に似たところがあります。緑化基盤と灌水システムが舞台装置で、その上で主役の植物たちが美しい姿で人々の目を楽しませます。さらに植物を育てるには、風と光、水のほかに、大地が生み出す自然の営みを補う何かが必要であることがわかってきました。

IMG_7307.JPG それは 植物を育てようとする気持ちですね。植物も動物と同じように、私たちが愛情をかけるとそれに応えてくれるようです。今年、PIOの屋上の植物たちが無事に夏を越す事が出来たのは、灌水システムを作られた大田区の匠、藤重プラスチック工業の藤重元信社長の、植物に対する深い愛情があったからではないかと思います。

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今、様々な場所で藤重社長をはじめ多くの方々の愛に支えられながら緑化基盤であるガーデンクリートの上で植物が育ち始めています。 10月8日撮影


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