おゑんま様はお地蔵様 | 2010年11月28日 |
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法乗院深川ゑんま堂様のブミコン舗装が始まりました。新品のミキサーの初おろしなので、お酒でお清めをしました。お寺様の境内でのお清めでしたが安全に仕事が出来ることを願ってのことなので、仏様もお許しくださる事と思います?天然砂利を使用するブミコンや軽石を使用するガーデンクリートを作るには、この左官用ミキサーが最適です。
左官用のミキサーで水を少なめにして硬い材料を作り、左官コテで丁寧に表面を仕上げるプロの技でブミコンが舗装されます。人に備わった五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚)と五体(頭、首、胸、手、足)という素晴らしい能力を生かして丁寧に作業することで、高品質の製品を作ることが出来ます。高度経済成長が終わり、大量生産の産業構造が変わりつつある日本国内では、これから豊かな時空間を生かして、人の手による丁寧なものつくりで、高品質の製品を生み出す社会に産業構造を転換してゆきたいですね。
法乗院様の境内には閻魔様についての説明がなされた看板があります。 閻魔さまと言えば人の生前の生きざまを裁く裁判官というイメージがありますが、本当は慈悲深いお地蔵様だそうです。人が生前に行った悪行を厳しく裁くことで、その因果が孫子の代に及ばないようにするのが目的のようです。
以前あるご住職様からお伺いした話ですが、仏教の用語で地球のことを地蔵と言うそうです。マトを得た表現ですね。地球には金、銀、銅、石油、石炭、石灰など様々なお宝が埋蔵されています。我々はこの地の蔵に蓄えられた資源を利用して日々の生活を送っています。地球からの贈り物を必要な量だけ大切に使用して,お閻魔さまのお裁きを受けることなく次の世代に引きついてゆきたいものです。
東京ディズニーシーのお地蔵様?
法乗院ゑんま堂様境内ブミコン舗装 | 2010年11月19日 |
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浅草から都営浅草線を蔵前で大江戸線に乗り換え、両国を経由して門前仲町にやってきました。江東区深川にあります法乗院ゑんま堂様境内のブミコン舗装が始まりました。まずは下地の路盤作りと目地張り作業です。
真言宗豊山派の法乗院様は寛永6年(1629年)に創建されました。江戸時代から江戸三えんま「深川ゑんま堂」として知られ、歌舞伎「梅雨小袖昔八丈」(髪結い新三)のなかで深川ゑんま堂橋の場面に登場しています。 11月19日、20日撮影
バリアフリー透水性舗装 | 2010年11月12日 |
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浅草寺様御本堂前のブミコン舗装も、参拝にいらっしゃる方々の中での工事でしたが、無事にコンクリートの剥がし作業からブミコンの舗装までほぼ終了しました。
表面がカミナリオコシのような形をしたブミコンは、滑りにくくハイヒールも沈まずに痛みません。水たまりもできにくいので雨の日でも着物の裾が汚れにくく安心して歩けます。
ブミコンはバリアフリーの舗装材です。、境内の石畳の周りに施工することで段差を解消してお年寄りも安心して歩けます。また車いすもスムーズに通行することが可能です。
浅草寺様御本堂前ブミコン舗装 | 2010年11月07日 |
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浅草寺様御本堂の屋根瓦の葺き替えと建物の塗装工事もほぼ完成しました。チタン素材で軽量化された平成の甍はすがすがしい美しさを感じます。
屋根瓦の葺き替え工事も無事に終了し、境内のブミコン舗装が始まりました。今回は御本堂前の舗装です。
まず初めの仕事は、御本堂が建築された50年以上前に打設されたコンクリートを剥がす作業ですが、このコンクリートが素晴らしい!当時は天然の川砂利を使用して、現場で コンクリートを練って打設したようで、とても硬くて丈夫です。コンクリートを剥がす作業をする皆さんも、この手強い相手と格闘していますがご苦労様です。
今から50年前にはまだ生コンプラントもなく、コンクリートは現場で製造されていました。現場打ちのコンクリートは材料を一輪車で運搬できるので、でコンクリートを練り混ぜる水分量も少なくて済みます。その結果、硬いコンクリートが打設できたのでしょうね。ブミコンも現場打ちのコンクリートです。水分量を必要最小限に抑えているので、空隙があってもより硬い透水性コンクリートを打設することが出来ます。11月4日、5日撮影 (ブミコンのpdfパンフレットがアップされました。ごらんください。)