三佐和ブログ


地球を動かすエネルギー 2012年03月11日
3月8日から9日にかけて太陽フレア(太陽表面の爆発現象)で発生したプラズマ(電離ガス)が時速640万kmの速さで地球にも向かっているとのことです。時速640万kmとは秒速にして約1800kmで、とてつもない早さですね。ちなみに地球の自転速度が約1700km/時、公転速度が約10万km/時です。
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東日本大震災が発生して1年がたちました。今回の地震発生の仕組みは、太平洋プレートが東日本を乗せた北米プレートの下に沈み込んでゆく過程で発生した「プレート境界地震」だそうです。「超巨大地震に迫る」大木聖子著NHK出版新書より。地球の表面に浮いているプレートが地球の内部を対流しているマントルに乗って互いに動いているからのようですね。プレートテクトニクス

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それではマントルを対流させている運動エネルギーは何でしょうか?私は地球物理学者でないので詳しい仕組みはよくわかりませんが、地球を自転、公転させている運動エネルギーもマントルを対流させている運動エネルギーに何か影響を与えているのではないかと思います?何しろ自転速度1700km/時は旅客機の巡航速度の約1.7倍、公転速度10万km/時は100倍の速度です。
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我々生命はこのとてつもない速さで運行している地球という舞台の上で平然としていられる仕組みを、生命誕生から35億年かけて作り上げてきたのかもしれませんね。 関連ブログ:仏の教えと科学の眼 ヒトは西からホネは東から


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