10月24日、当社は創業10年を迎えました。これまで当社の開発製品をご評価くださりお使いいただいたお客様の方々、当社の製品の製造・開発にご協力いただいた方々に心からお礼申し上げます。この節目の日に企業理念を改めて見つめ、これから目指す方向を確認したいと思います。創業から今日まで「地球環境の保護と再生を目指す」製品の開発を行ってきました。これからは開発してきた製品・技術を「次の世代に引き渡して行く仕組み」を築いて行こうと思います。キーワードは「人間力による地産・地消、小規模・分散型の製造・流通ネットワークの確立」です。
企業理念 バリ島の棚田 インドネシア
都市のヒートアイランド・ドライアイランド現象対策に アズビル様伊勢原工場の屋上でガーデンクリートの上に高麗芝を敷いて緑化していますが、緑化した階下の天井温度は、コンクリートむき出しの階下の天井温度よりも夏場で最大8℃、平均でも4℃の温度差が見られました。9月27日撮影
都市をゲリラ豪雨による洪水から守ります ブミコンとガーデンクリートを組み合わせて施工することで地面の透水性と保水性が大幅に改善されます。例えば土の上にガーデンクリートを150mm施工してその上にブミコンを50mm舗装するとその保水性は70㍑/㎡、つまり70mmの雨水を保水することが出来ます。 雨の日の浅草寺様宝蔵門前のブミコン舗装
10月も中旬を過ぎて東京の朝の気温も20℃を割り込み始めました。文京区にあります風のガーデンも灌水量を秋の設定に切り替えました。
ガーデンクリート緑化システムは気候の変化に応じて1日あたりの灌水量を1平方メートル単位で調節ができます。
10月の風のガーデンにやってきた花は
菊です。日本各地でも菊にちなんだお祭りや行事が始まりました。菊は皇室や天台宗の紋章でもありパスポートにも使用されていて気品があり日本人には身近な花ですね。
友禅菊
10月18日は浅草寺様の
菊供養会、境内では金龍の舞いが披露されました。
10月18日撮影
北海道の
黒田ハーブ農園さんからクリーピングタイムの絨毯が東京にやってきて1年がたちました。今年の東京の夏は雨が降らずコンクリートも熱がこもりがちで寒冷地型の植物には厳しい環境でした。
先のブログでもお話ししましたが、寒冷地型の植物が育つのによい環境温度は24℃が上限といわれています。 (大田区産業プラザのクリーピングタイムとケンタッキーブルーグラス 10月10日撮影)
都内の様々な場所でガーデンクリートの上で寒冷地型の植物を育てましたが、今年の東京の夏は夜でも25℃以上の気温の日が続きました。日中は気温は30℃を超え、コンクリートの表面温度も50℃を超える時間帯がありましたが、東京のコンクリート砂漠で寒冷地型のハーブや西洋芝を育てるのに役立つ貴重なデータを集めることができました。 (浅草寺様境内のクリーピングベントグラス 10月11日撮影)
ガーデンクリートの上で寒冷地型の植物を育てる環境も、マンションのベランダやビルのテラス、そしてコンクリートの地面と様々で、直射日光が一日中射し込む場所もあれば、ビル風が吹く場所もありました。そのような環境の中で、風に強い植物もあれば直射日光に強い植物もあるようで、彼らの過ごしやすい環境もわかってきました。(マンションベランダのクリーピンタイム10月12日撮影)