北海道の
黒田ハーブ農園さんからクリーピングタイムの絨毯が東京にやってきて1年がたちました。今年の東京の夏は雨が降らずコンクリートも熱がこもりがちで寒冷地型の植物には厳しい環境でした。
先のブログでもお話ししましたが、寒冷地型の植物が育つのによい環境温度は24℃が上限といわれています。 (大田区産業プラザのクリーピングタイムとケンタッキーブルーグラス 10月10日撮影)
都内の様々な場所でガーデンクリートの上で寒冷地型の植物を育てましたが、今年の東京の夏は夜でも25℃以上の気温の日が続きました。日中は気温は30℃を超え、コンクリートの表面温度も50℃を超える時間帯がありましたが、東京のコンクリート砂漠で寒冷地型のハーブや西洋芝を育てるのに役立つ貴重なデータを集めることができました。 (浅草寺様境内のクリーピングベントグラス 10月11日撮影)
ガーデンクリートの上で寒冷地型の植物を育てる環境も、マンションのベランダやビルのテラス、そしてコンクリートの地面と様々で、直射日光が一日中射し込む場所もあれば、ビル風が吹く場所もありました。そのような環境の中で、風に強い植物もあれば直射日光に強い植物もあるようで、彼らの過ごしやすい環境もわかってきました。(マンションベランダのクリーピンタイム10月12日撮影)