渋谷区幡ケ谷のビル屋上をガーデンクリートで被覆しました。防水層の保護、建物の断熱、緑化基盤の作成が目的です。 ガーデンクリート施工前の屋上
屋上をガーデンクリートで被覆することで防水層を真夏の強い日射しと紫外線から守ります。そしてガーデンクリートに含まれた空気層による保水・断熱効果の働きで、建物の室内を
夏は涼しく冬は暖かい環境にします。 ガーデンクリート施工後の屋上
こちらの建物の屋上は東は新宿副都心、西を向くと富士山が眺められる素晴らしい環境です。ガーデンクリートを被覆することで植物を育てる緑化基盤ができました。将来は、自動灌水システムお水番と組み合わせることで、ハーブや芝生をはじめ様々な植物を育てる事が可能です。そして植物を育てることで建物の断熱・保温効果もより一層高まります。
11月27日撮影
世田谷区喜多見にあります天台宗のお寺「
知行院様」の墓所の透水性改善とバリアフリー舗装工事が始まりました。雨の日でも参拝にいらっしゃる方々が歩きやすく、車いすでも容易に通行できるように水はけが良いバリアフリーの歩道を作ります。
お寺のある喜多見は多摩川からも近く、決して水はけが悪い土壌ではありませんが大雨が降ると水があふれる場所があるようです。今回は透水性の改善を目的に基盤の砂利と表層のブミコンの砂利を吟味しました。設計上は1平方メートル当たり約33mmの雨水を貯留できる計算です。施工面積が700㎡なので約23000㍑(30cmx30cmx60cmの浸透升で約426個)の雨水を貯留します。
まずは既存の土を掘り起こして基盤の砂利を入れて転圧します。
周囲は美しい竹林に囲まれていて厳かな雰囲気が漂っています。
11月も中旬を迎え東京の朝の温度は10℃を下回り、風のガーデンも冬支度を始めました。5月の中旬から緑を楽しませてくれた高麗芝も来年の4月ごろまで休眠に入ります。夏の間に光合成で蓄えた炭水化物をエネルギーとして使いながら静かに冬を過ごします。芝生の葉も刈り止しました。
風のガーデンにやってきた今月の植物は
オオヤマレンゲです。オオヤマレンゲはモクレン科の落葉広葉樹です。風のガーデンのオーナー様から春先にモクレンの香りを楽しみたいとのご要望で用意しました。さすがにモクレンとなると高木で建物のテラスで育てるのは難しいですが、オオヤマレンゲは低木で春になると白い花が咲きほのかな甘い香りが漂います。
風のガーデンは日当たりのよい都内の建物の9階テラスにあります。これから冬を迎え植物たちがどのように過ごすのか観察とメンテナンスを続けます。潅水装置「お水番」も冬用の設定に切り替えました。
ブミコンやガーデンクリートの施工をしていただいている
邦友建設さんが昨日、東京ドームで開催された
"よい仕事おこし"フェアに出展されました。邦友建設さんは10年にわたりブミコンやガーデンクリートの開発・施工にご協力いただいた良きパートナーです。 (邦友建設 馬場社長とともに)
会場で開催されたプレゼンテーションでブミコン・ガーデンクリートを説明する機会をいただきました。
会場は人工芝を緑色のシートで養生した上に設営されていましたが、コンクリートの床に比べてクッション性が良く、一日中会場にいても足腰への疲労があまり感じられませんでした。人工芝とは言え、芝生の良さを体感いたしました。明日からは再び日本シリーズが開催されます。
11月1日撮影