11月も中旬を迎え東京の朝の温度は10℃を下回り、風のガーデンも冬支度を始めました。5月の中旬から緑を楽しませてくれた高麗芝も来年の4月ごろまで休眠に入ります。夏の間に光合成で蓄えた炭水化物をエネルギーとして使いながら静かに冬を過ごします。芝生の葉も刈り止しました。
風のガーデンにやってきた今月の植物は
オオヤマレンゲです。オオヤマレンゲはモクレン科の落葉広葉樹です。風のガーデンのオーナー様から春先にモクレンの香りを楽しみたいとのご要望で用意しました。さすがにモクレンとなると高木で建物のテラスで育てるのは難しいですが、オオヤマレンゲは低木で春になると白い花が咲きほのかな甘い香りが漂います。
風のガーデンは日当たりのよい都内の建物の9階テラスにあります。これから冬を迎え植物たちがどのように過ごすのか観察とメンテナンスを続けます。潅水装置「お水番」も冬用の設定に切り替えました。