久しぶりに広東省の広州を訪問しました。最初に訪れたのが1980年代で、街には自転車があふれていましたが、今では街中をLexus,Mercedes,Audiなどが走り回っていました。今回は香港、深セン、東ガン、広州を巡る旅でしたが、こちらは気候が温暖なせいか植物の育ちも良いようです。香港の友人がガーデンクリートの上で芝生を種から育ててくれています。
今回の旅を通して、広東省の位置する華南から赤道直下のシンガポールにかけては、緑化をはじめ断熱・保温効果のあるガーデンクリートや透水性舗装材ブミコンを利用する場所がいろいろあることが再確認できて有意義な時間を過ごすことが出来ました。
広州のビルの前では金色に輝くライオンが堂々と座っていました。当社のロゴもライオンです。中国の商標登録は済ませました!?
4月15日撮影
文京区の建物の9Fテラスに作った風のガーデンも2年目の春を迎えています。今月はシロヤマブキ、ホサキナナカマド、ホサスグリ、ヒメウツギ、クサボケ、ギボス等の低木を植えました。
テラスでは1月に植えたストック、3月に植えたパンジーなどの花々が昨年の4月に植えた低木の下で元気に咲いています。
昨年の12月に植えたチューリップの球根も花が咲きました。
クリーピングタイムやラベンダーなどのハーブからもほのかな香りが漂い始めました。
1月に寒い中でつぼみをつけたライラックも薄紫の花を咲かせて風に揺れています。
今年もガーデンクリートとお水番の上で、北海道やイギリスの風のガーデンをイメージして,都会のテラスに適した植物を探しながら、東京の風のガーデンを作ってゆこうと思います。
4月17日撮影
ガーデンクリートの毛細管現象の働きを測定してみました。4月5日の午前9時40分に試験体(4cmx7cmx23cm)を水につけて、毛細管現象によりガーデンクリートに伝わる水の様子を調べたところ1時間30分後に4cmほど上昇しました。
そして1週間後の状況が下の写真です。測定を開始した時から比べて保水されたガーデンクリートが約6cmほど上昇しているようですね。
1mx1mのガーデンクリートブロックで今回と同じ試験をしても、おそらく1週間で6cmほどの水分の上昇は見られると思います。ガーデンクリートの空隙率が約30%ですから、空隙に保水されるガーデンクリートの水量は18mm(60mmx0.3))と予想されます。
自然灌水システムお水番で植物に灌水している水量が3~4mm/日ですからガーデンクリートの保水量は4日から6日の植物への灌水量に匹敵します。自然灌水システムお水番と保水されたガーデンクリートの上で芝生やハーブは毎日、太陽光を浴びて根から水分を補給して光合成を行います。太陽光による水の蒸散や光合成に使用する水分を、お水番で補給しながらなおかつガーデンクリートに保水されている水が、お水番による灌水量をバックアップするのがこのシステムの仕組みです。
大田区産業プラザPIOテラス 4月11日撮影
大田区産業プラザPIOのテラスの江戸の庭で球根から花が咲きました。昨年の暮れに植えた何種類かの球根が咲き始めています。
これまでもガーデンクリートと自然灌水システム「お水番」とを組み合わせて様々な植物を育てて来ましたが球根から花を咲かせたのは今回が初めてです。ここでは土の厚み4cmほどの薄層で球根を咲かせました。
ガーデンクリートとお水番を組み合わせて屋上、テラス、地面で芝生、ハーブ、野菜、低木等を育ててきましたが、これからも新たなチャレンジを続けます。 4月2日撮影 関連ブログ:
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今日の東京は風雨が激しい天気です。浅草寺様境内の宝蔵門横は屋根からの水が直接流れ込み雨量の多い場所ですが、先週舗装したブミコンが水をしっかりと吸収しています。浅草寺様境内のブミコン舗装の様子が
Intermediaryさんのサイトで紹介されています。ご覧ください。
4月3日撮影