三佐和ブログ


ブミコンとアスファルトの表面温度測定 2013年05月22日
赤外線放射温度計を使用してブミコンとアスファルトの表面温度の比較をしてみました。場所は浅草寺様御本堂横です。測定日5月21日
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                   温度の測定には非接触赤外線表面温度計(家庭用)を使用しました。
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         ブミコンの表面から約50cmほど離れた所から測定した表面温度は32.2℃でした。(午後2時36分測定)
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                              同じ条件で測定したアスファルトの表面温度は38.5℃でした。
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ブミコンもアスファルトも乾燥した状態でしたが、それでも6℃以上の温度差がありました。温度差の原因はブミコンの空隙や、ブミコンとアスファルトの色の違いなどが考えられます。ブミコンが保水された状態であればさらに温度は低くなります。当日、境内ではブミコンの舗装を行っており、水を含んだ状態のブミコンの表面温度は25℃前後でした。
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ちなみにipad miniのサーモグラフィーを使用した写真は下記のとおりです。おそらくグラフィック用のソフトではないかと思いますが、なかなかうまくできていますね?
赤外線写真.jpg
アスファルト舗装をブミコン舗装に置き換えることで都市のヒートアイランド現象やドライアイランド現象を緩和することが出来ます。 関連ブログ:ドライアイランド現象  輻射熱と体感温度

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