3月の末から始まりました、浅草寺様宝蔵門前のブミコン舗装が先週終了しました。工事の終了を待っていたかのように雨が境内を濡らしています。
宝蔵門前の枝垂桜周辺のブミコン舗装は三社祭が終わった後の5月下旬から始まりましたが、今年の東京は晴れの日が続き湿度も意外と低く、水量が少ないのが特徴であるブミコンの仕上げには配慮が必要でした。
施工した後に降る雨はブミコンにとっても恵みの雨です。雨水による追加の水で石灰系の固化材
BGパウダーもじっくりと固化反応を続けます。
宝蔵門は日本の伝統的な建築様式で建てられていて、屋根に降った雨の多くは直接地面に流れ落ちます。この雨を地面に透水させるのがブミコンに課せられた役割ですが、今回は砂利の粒度も研究してより多くの水が透水できるように工夫しました。
これからも雨の日に多くの方々が快適に境内を歩ける環境を作るお手伝いをさせていただきたいと思います。 6月13日撮影