今週は長野県松本市にある㈱キクイチさんを訪問しました。ガーデンクリートを使用した製品開発テーマの一つである自立式緑化システムが出来上がりました。
自立式緑化システムは、これまでガーデンクリートと潅水システムを組み合わせて地表や屋上など水平方向での緑化を行ってきた経験を生かして、地面に直立する垂直方向の緑化を進める緑化システムです。
ガーデンクリートは、保水性に優れ空隙があるので植物の根が水や酸素を十分取り込むことが出来ます。灌水システムと組み合わせることで植物を安定して元気に育てます。紫外線や風雨による劣化に強い耐候性を備え、耐火性と防音性性能も備えます。しかも軽量で住宅や建物の周囲の緑化から防音壁まで様々な用途が見込まれます。
松本に向かう特急あずさの車窓からみた南アルプスと北アルプスの美しい雪景色を見て「アルプス」と命名しました。大地にどっしりとそびえ立ち、かわいらしい高原植物を育てる日本アルプスのイメージです。
12月26日撮影
今週は小金井市で、新築建物の外構にガーデンクリートを施工して建物周囲の環境を改善を図る仕事をさせていただきました。 設計 隆設計様 施工(株)ロコス様
ガーデンクリートを建物周囲に施工することで雨が降っても水たまりができたりぬかるんだりすることがありません。(参考サイト
ゲリラ豪雨・雷雨対策に)
ガーデンクリートは雨水を保水するので、真夏の地面からの照り返しの熱を下げることができます。コンクリートやアスファルトと保水されたガーデンクリートでは真夏の表面温度が10度から20℃ほど違います。(参考サイト
ヒートアイランド対策に)
ガーデンクリートには保水性と通気性があるので芝生や様々な植物を育てることができます。(大田区産業プラザPIOのテラスでは12月に入り寒い中でガーデンクリート緑化ブロックの上でベント芝が元気に育っています。12月18日撮影)
12月に入り風のガーデンには晩秋から冬の雰囲気が漂い始めました。植物たちも紅葉して最後の美しさを見せています。
今月風のガーデンにやってきた植物はエリカオーデシーとシロタエギク(ダスティミラー)です。エリカオーデシーは10月に植えたエリカウインターファイヤーの別名です。エリカオーデシーは南アフリカ原産のツツジ科の植物です。
10月に植えた同種のエリカウインターファイヤーも元気に育っています。
風のガーデンも2回目の冬を迎え深い眠りにつく植物もいますが、寒くなると元気になる植物たちも見かけます。
12月10日撮影
今週は浅草寺様境内の宝蔵門東でブミコン舗装の仕事をさせていただきました。今年の1月、寒さの中で始まったブミコン舗装も再び冬の施工を迎えました。今回施工させていただく宝蔵門東は西を向くと五重塔、東を向くと東京スカイツリーが見える眺めの良い場所です。
1月から始まったブミコン舗装は砂利の粒を大きくして透水性能を高めることが主たる目的ですが、砂利の粒の大きなブミコンが周囲の景色と調和して美しい風合いを見せてきました。
夏は夕方5時ごろまで施工が出来ましたが今の時期、東京の日没は早く4時30分を過ぎると周囲は薄暗くなり、ライトアップされた宝蔵門や五重塔が美しく浮かび上がります。
12月18日は「
納めの観音ご縁日」、境内は羽子板市でにぎわいます。 12月5日、6日撮影