三佐和ブログ


五重塔脇ブミコン舗装 2014年02月28日
今週は浅草寺様境内の五重塔脇でブミコン舗装をさせていただきました。ここでは2頭の獅子(ライオン)が番をしています。
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五重塔最上階に奉安されている仏舎利はスリランカ国から請来されたそうですが、スリランカの国旗にもライオンが描かれています。ライオンは仏教にご縁のある動物のようで、仏教を支持したアショカ王が建立されたといわれる柱にもライオンの像が乗っていて、インドの国章にもになっています。 スリランカの国旗 下の写真はアショカ王の王柱(Wikipedia引用)
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このライオン、どこかで見たことはありませんか?そうです、シンガポールのマーライオンですね。Lion City当社のロゴもライオンです。そして知恵の神 文殊様はライオンにまたがるお姿をしています。

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日本ではこれから東北の復興と東京オリンピック開催準備に向けて多くの国土整備の仕事が必要になります。私も文殊様の知恵にあやかり英知を結集して、これまで積み重ねてきた経験と技術を生かしながら、より多くの皆さんが国土整備の事業に参加できる透水性コンクリート、緑化コンクリートの開発・製品化を目指してゆきたいと思います。関連ブログ:人間力による雇用の創造2

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今回施工させていただいた場所は3月14日から始まる「浅草寺 大絵馬寺宝展と庭園拝観」東日本大震災復興支援の会場入り口になるところです。皆さんもぜひお出かけください。 2月28日撮影
2月の風のガーデン 2014年02月20日
2月14日から15日にかけて東京も大雪に見舞われました。4日が経った風のガーデンにも多少の雪が残っていましたが、芝生の上に積もった雪はコンクリートやアスファルトに積もった雪とは違い柔らかい感じがしました。その理由は溶けた雪が芝生を通して緑化ブロックに保水されるので雪の下が凍らないこと。そして芝生は生きているので体温(基礎代謝)があり表面がコンクリートやアスファルトよりも暖かいからではないでしょうか?
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今月、風のガーデンにやってきた植物はゴールデンクラッカー、アイビー、そしてミスカンシャスです。ゴールデンクラッカーは南アフリカ原産のキク科の植物です。
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2月も中旬を迎えましたがまだ寒い日が続いています。その中で昨年の秋に植えたクロッカスの球根の芽が出てきました。雪柳もつぼみが膨らみ風のガーデンにも早春の気配が漂ってきました。
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                                                              2月18日撮影
冬の灌水量 2014年02月13日
大田区産業プラザPIOのテラスやマンションのベランダで緑化ブロックと自然灌水システム「お水番」を組み合わせて様々な植物を育ていていますが、冬になるといつも不思議に感じることがあります。それは灌水タンクからスリースバルブを経由して流れる水量が春夏秋と比べて少なくなる事です。
スリースバルブ内の仕切弁と管との間の広さは変更していません。下記写真は止水弁が半分開いたスリースバルブです。「お水番」は仕切り弁と管との隙間を微調整して水を流します。水の流れる空間は仕切り弁と管に挟まれてとてもせまいので水は流れにく水滴状になって流れる仕組みです。
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PIOに設置してある60リットル容量の灌水タンクは春夏秋にかけて1週間で水がおよそ30リットル減水しますが今朝、水量を計ったところ1週間で約15リットル,つまり春夏秋の半分ぐらいしか減水していませんでした。
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PIOでは西洋芝を育てていますが、冬になり気温が下がることで西洋芝からの水分蒸散量が他の季節より減ることが考えられます。冬になりお水番からの灌水量が春夏秋の半分になる理由は気温が低くなり植物からの水の蒸散量が減るのが大きな要因です。お水番は一年を通して植物が求める水量に合わせて灌水する植物の都合に合わせた灌水システムです。
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植物が利用する水分の90%以上は蒸散活動で消費されるようです。西洋芝は冬でも光合成を行うので葉は緑色ですが、植物が光合成で消費する水分量は蒸散作用を含めた全使用量の内2から3%前後のようですね。植物の水分蒸散活動はヒトが暑いときは汗をかき寒いときは汗をかかないのに似ていますね。2月12日撮影 関連サイト:マンションベランダガーデニングキット

水は素直である? 2014年02月07日
2月5日の朝、東京は寒気に覆われて朝の気温はマイナス1度でした。(渋谷区の気温 Google午前7時現在)新宿御苑の池の水も凍っているだろうと思い覗いたところ凍っていませんでした。先月、1月11日の朝の池が凍っていたのを覚えていたのでちょっと驚きました。
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                上の写真は2月5日の朝、下の写真は1月11日の朝です。
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1月11日の朝の気温もマイナス1度でしたがなぜ今回は池が凍らなかったのでしょうか?1月11日の前日まで1週間の平均気温は2.3度でした(渋谷区午前7時)。一方、2月5日前日までの1週間の平均気温は4.7℃でした(渋谷区午前7時)。この温度の差が氷結の有無につながったのでしょうね。2月5日は外気がマイナス温度を記録しても池全体の水温が高いために、池の表面が氷り始める0度まで下がらなかったのでしょうね。
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2013年の夏の北極海の氷の面積は2012年と比べて増えたようです。(上図参照)しかし1981年から2010年までの氷の平均面積と比べるとまだ少ないので地球の温暖化は進んでいるという意見が聞かれますが、海水温度の変化も考えなければいけません。これまで暖かかった海水温度がいきなり下がることはないでしょうね。それでも2013年の北極海の氷の面積が増えたということは、海水温度も下がり始めるターニングポイントを迎えたのでしょうか?私は生物が生活するには温暖な気候が好ましいと思います!  参考ブログ:最近の地球の気候

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