ガーデンクリートで造った鉢でハイビスカスの花が咲き始めました。昨年の秋に100円ショップで買ってきたハイビスカスですが立派な花をつけています。
縦・横・高さそれぞれ10cmほどの小さな鉢ですが、ガーデンクリートの保水性と通気性が植物の根の成長に最適な環境を提供するようです。
ハイビスカスの隣では、同じくガーデンクリートの鉢で育てている観葉植物がとても大きな葉をつけています。この植物もガーデンクリートの鉢で育ててもう5年以上が経過しています。
新緑の季節を迎え風のガーデンの植物たちも一気に繁茂してきました。今月、風のガーデンにやってきた植物たちはポレモニウム・パープルレインストレイン、アスチルベ、サルビア・シルベリストス'シュネーフューゲル'、ジキタリス・パープレアです。
ポレモニウム・パープルレインストレインはハナシノブ科の宿根草で耐寒性があります。
白鳥貞三先生の花言葉では「たそがれのエルザ」だそうで、いつの間にか花を咲かせ、涼しげなブルーの花が咲いた後は、銅色の葉を楽しむことができます。
アスチルベはユキノシタ科の夏緑生多年草です。白鳥先生の花言葉では「淋しさを感じる倖せの午後」。淡い色調の無数の小花が穂状に集まって華やかに咲きます。
サルビアはシソ科アキギリ属の植物で、サルビア・シルベリストス'シュネーフューゲル'は雪の上を意味する真っ白な花穂が美しい植物です。白鳥先生の花言葉では「天使ミカエルの毛はたき」です。
ジキタリスはラテン語で指をあらわすdigitusに由来します。花の形が指サックに似ているからとか?古くから切り傷や打ち身の薬としても使用されていたようです。ジキタリス・パープレアは白鳥先生の花言葉によると「口が悪いために売れ残っている美少女たちの合コン」だそうです。
5月13日撮影
先日、明治神宮の参道を歩いていたらハキ屋のおじさんが参道の落ち葉を掃き集めていました。お話を伺うとこの季節、シイやカシ、クスノキなどの常緑樹の新芽が発芽して、それに伴い古い葉が落ちるとのことでした。掃いてもはいても舞い落ちてくる落ち葉の掃除は大変な作業です。
明治神宮の森は今から94年前の大正9年に創設されました。当初は代々木の地名の起こりとなったモミの木が1本立っていただけで,この地一帯「土地が荒れ果てて不毛の地であった。」そうです。
「明治神宮の森」の秘密 小学館文庫この地に神宮を建設するにあたり、周囲を囲む木々として日光の東照宮のような杉の木が候補に上がっていたようですが、樹木の選定に当たり杉の木は「土地は適度に潤っていて水通しの良い渓谷地に生えるものなので、都会、特に工業地帯付近では,煤煙に生育がはばまれる」との理由で却下されたそうです。大正9年当時の東京は、神宮の北に当たる西新宿(当時の淀橋あたり)が工業地区で工場から多くの煤煙が排出され、神宮の最寄りの駅である原宿もまだ山手線が電化される前で蒸気機関車が煙を上げて走っていた時代でした。このような環境で杉ヒノキなどの針葉樹を神木として育てることは困難と認め、将来の主林木をカシ、シイ、クス等の常緑広葉樹と定めたそうです。
神宮の森を歩いていると空気はすがすがしく木々の緑が心を和ませてくれます。私が様々な事を学んだGarden city Singaporeは今、緑化された都市空間ををさらに増やしCity in a Gardenに変貌を遂げています。神宮の森や新宿御苑を歩いているとまさにCity in a Gardenの雰囲気を感じることが出来ますね。私も微力ではありますがコンクリートやアスファルトの上を容易に緑化スペースにできるガーデンクリートを使用して都市の緑化空間を広げるお手伝いをしたいと思います。
ガーデンクリートで鉢を作り花や観葉植物を育てています。冬の間、鉢を南向きの窓辺に置いていたのですが観葉植物の葉は大きくなりハイビスカスも花が咲きそうです。
ガーデンクリートは毛細管現象の働きで水を下から吸い上げるのでトレーを敷いて水を与えます。ガーデンクリートの鉢で植物を育ててみて、植物にとり通気性が良い環境が大事であることも良くわかりました。関連ブログ:
ガーデンクリートと植物の相性 5月2日撮影