大田区の企業の皆さんが開発した技術で大田区産業プラザPIOのテラスで植物を育ち続けて10年以上が経過しました。私も途中からこのプロジェクトに参加させていただきガーデンクリートを緑化基盤にして芝生やハーブなどを育てるお手伝いをしています。
ビルのテラスや屋上を緑化する発想は人間の都合に合わせた考え方です。植物たちは自然の中で生きてゆきたいと思っていることでしょうね。植物が生きるために必要な自然条件とは、光、水、風、そして土のバランスが基本ではないかと思います。コンクリートやアスファルトに覆われた都市環境は植物にとり、いごごちの良い場所ではないようです。
植物はしたたかで逞しく、ちょっとした悪条件でへこたれることはありません。しかしながら人間の都合に合わせた環境で植物たちが生きて行くには、先ほど述べた4つの条件を満たしてやることが重要です。都市環境で植物を育てるには植物の都合に合わせた環境作りが大事であることをPIOのテラスで学びました。
7月8日撮影