三佐和ブログ


最近の地球の気候 2 2014年08月02日
東京では真夏の気候が続いていますが地球全体の気候はどう動いているのでしょうか?よく話題にされる南極大陸の氷結面積は冬を迎え昨年に引き続き増加しているようです。南極大陸の氷結面積の推移2014年7月現在
S_stddev_timeseries_thumb南極.png
一方、夏の北極海の氷結面積もここに来て2012年と比べて増加しているようです。National Snow &Ice Data Center        北極海の氷結面積の推移2014年7月現在
Figure21-350x280北極海.png
上記の二つのグラフの推移を見ると、南極大陸と北極海周辺の氷の面積が増えている事がわかります。地球全体の温度はあまり変化しないと考えた場合、南極と北極の気温が下がった分、他の地域の気温が上昇しているのでしょうか?それとも地球全体が寒冷化の方向に向かい始めたのでしょうか?

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 これから地球が温暖化に向かうのか現状の気候が維持されるのか、寒冷化に向かうのかわかりませんが生物は地球に誕生して以来、35億年かけて様々な環境に適応しながら命をつないできました。そしてこれから先も、地球が温暖化しようが寒冷化しようが、その時代の環境に適応できる生物が 命をつないでゆくことでしょうね。
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                         関連ブログ:最近の地球の気候 仏の教えと科学の眼3




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