9月も下旬を迎え風のガーデンも秋の気配が漂っています。
午後の陽ざしに包まれた庭は静かで、秋の虫の鳴き声も聞こえます。ビルの9階にある風のガーデンにもいつの間にか秋の虫が生息する環境が出来ました。
最近では東京も朝の気温が20度を下回る日があります。風のガーデンの植物たちも気温が下がるとともに再び成長の速度を早めているようです。そろそろ秋の剪定作業をしなければいけませんね。
9月26日撮影
先週は新築の建物でブミコン舗装の仕事をさせていただきました。建物の周囲は隣地境界との間にスペースを設けることが必要です。そしてこの場所の土がむき出しになっていると、雨が降るとじめじめしたり水たまりが出来たりします。
ブミコン舗装前
ブミコン舗装後
このような場所をブミコン舗装することで水たまりをなくし、からっとした環境を作ります。、
猫たちには申し訳ないのですが、ブミコンの表面は固まっているので砂利舗装とは違い
砂利を掘り起こして用をたすことはできません。 今年の夏、東京ではデング熱騒動に見舞われましたが、じめじめした水たまりは蚊の発生源になります。都市環境をブミコンで舗装することで水たまりやじめじめした環境をからっとした環境に変えて蚊の発生も抑えることが出来ますね。
事務所のテラスのガーデンクリートの鉢でゴーヤを育てていますが、実が熟しました。 9月9日
青かったゴーヤが2日後の9月11日には黄色く変色し、皮が自然に割れました。 9月11日 朝
中の実は赤く、甘い果物のような味がしました。そして実の中には種がありました。 9月11日午後
報道によると都立代々木公園周辺では、デング熱のウイルスに感染したヒトスジシマカを媒体にして、70人以上の方々がデング熱に感染しています。私もよく代々木公園周辺を散歩することがあります。 先月も朝の代々木公園を散歩して公園内の自然を撮影しましたが、幸いなことに今のところデング熱の症状は見られません。
ブミコン・ガーデンクリートの開発の原点の一つには熱帯・亜熱帯の伝染病対策があります。
ガーデンクリートライト 熱帯・亜熱帯地方の伝染病対策として、これらの地域の地面を透水性舗装にすることで水たまりの面積を最小限に抑え、伝染病を媒体する蚊の発生を抑えようとするものです。
デング熱が東京で発生したことで東京の環境が熱帯化していると結論付けるのは早計ですね。報道によると今回の件でデング熱ウイルスを媒介している蚊は、ヒトスジシマカという日本中に生息している蚊のようです。熱帯・亜熱帯地方でデング熱を媒介している蚊の主役はネッタイシマカで、この蚊が代々木公園で大量に見つかるようであれば、東京の熱帯化も考えられますが、今のところネッタイシマカが発見されたというニュースはありません。これは私見ですが、今回の件は熱帯・亜熱帯地方でデング熱に感染したヒトが代々木公園に行き、そこでヒトスジシマ蚊に刺され、デング熱ウイルスが蚊に伝染し、そのヒトスジシマカが周囲のヒトを刺すことで広まったのではないでしょうか?
東京が熱帯化することで蚊の生態系が変わったというよりも、交通機関などの利便性が高まりヒトの移動がグローバル化することで、ヒトを通して熱帯・亜熱帯固有のデング熱が東京にやってきたと考えられないでしょうか?でも都市環境を透水性舗装にすることで水溜りを減らし蚊の発生を抑えることは必要ですね。 代々木公園と明治神宮 8月3日撮影