新宿御苑のフランス庭園には、丁寧に剪定されたスズカケの並木があります。
そしてほぼ同時期に植えられて自然に育てられたスズカケの巨木も見られます。
巨木になったスズカケのそばに自然に育ったスズカケと人間が手を加えたスズカケの育ちの違いを説明したボードがありました。街路樹としてよく見かけるスズカケの木が人の手を加えられずに自然に育つとこれほど大きくなるとは驚きました。剪定作業で葉と枝が切り落とされたスズカケは光合成を行う工場(プラント)も切り捨てられるためスズカゲが本来持っている成長能力がそがれて、こじんまりとまとまった木になるんでしょうね。
ヒトも社会で協調しで生きるための基本的教育はとても重要ですが、子供たちが規制や規格に縛られすぎるとこじんまりとした人間になるかもしれません。ヒトも自然に育てられたスズカケのようにおおらかに育てたいですね。12月17日撮影