三佐和ブログ


4月の風のガーデン 2015年04月22日
文京区のビルテラスにあります風のガーデンも4回目の春を迎えました。ガーデンクリート緑化ブロックと灌水装置の上で様々な植物を育てていますが、植物たちも環境に適応して自然な雰囲気も出てきました。
P4213655.JPG
庭ではミントブッシュやゴールデンクラッカーが大きく育ち美しい花を咲かせていました。ミントブッシュはオーストラリア原産の低木で葉からはミントのような香りが漂います。(新花と緑の詳しい図鑑参照)
P4213634.JPGゴールデンクラッカーは南アフリカ原産のキク科の低木です。花言葉は「心躍る、美しい日々、祝福」など素晴らしい言葉が並びます。(ChillsLaboratory参照)
P4213645.JPG
今年もライラックが風にも負けずにかわいらしい花を咲かせていました。ライラックは別名リラ、ヨーロッパ原産の落葉樹で和名はムラサキハシドイ紫丁香花です。Wikipedia参照

P4213659.JPG
   風のガーデンの植物たちも春の訪れとともに元気に動き出しました。4月21日撮影

春を迎えて 2015年04月17日
PIOのテラスで生育している芝生やパンジーたちも厳しい冬の寒さを無事に乗り切り暖かい春を満喫しているようです。
P4173493.JPG
芝生のフィールドでは昨年の6月からベント芝を種から育てています。ガーデンクリート緑化システムの上で真夏の暑さを無事に乗り越えたベント芝は、太陽の角度が低く日陰の時間が多い冬の環境で厳しい寒さを乗り切り緑を保ちました。
P4173485.JPG
灌水装置お水番を組み合わせたフィールドでは、昨年の10月からパンジー、白妙菊などの植物を育てています。ガーデンクリートと土を合わせた厚みがわずか5cmほどの空間でも植物たちは寒い冬を無事に乗り越え花を咲かせ続けています。6か月にわたりパンジーたちが花を咲かせ続けることが出来た蔭には、咲き終えた花の芽を摘んでくださった植物を愛する皆さんの協力がありました。
P4173509.JPG
                             4月17日撮影
植物からの蒸散作用を肌で感じる? 2015年04月09日

2015年4月5日渋谷区の午前7時から9時にかけての天候は曇り時々雨でした。

7時半過ぎに神宮前の自宅を出た時は、雨をかすかに肌に感じましたが、傘をさすほどではありませんでした。自宅の周囲はコンクリートの建物とアスファルト舗装に覆われています。歩いて10分ほどのところに明治神宮がありますが、神宮にに入り20分ほど森を歩いている間雨がけっこう降ってきました。それから神宮の外に出てコンクリートとアスファルトに覆われた市街地に入ると雨足が弱まりました。  明治神宮 南参道

P4052826.JPG

次に緑の多い神宮外苑に入ると再び雨が体感できるほど降ってきました。10ほど雨の中を歩き外苑の外に出ると、また雨足は弱まりました。 緑の多い森の中では雨が強く、コンクリートやアスファルトに覆われた市街地では雨が弱かったようです私の住んでいる場所は緑地面積よりもコンクリートやアスファルトの被覆面積が多い環境です。そこから徒歩で10分ぐらいのところにある明治神宮や神宮外苑の森の緑地面積は80%以上ではないかと思います。         明治神宮 北参道

P4052828.JPG

YAHOO気象情報によると渋谷区の45日午前7時から9時までの天候は 気温9度、湿度95パーセント、降雨量1mmでした。当日は気温が低く空気中の水蒸気量もほぼ飽和状態で、降雨量1mmという数字を見ると雨が降り始める微妙なタイミングにあったようです。気温10度の時、空気の飽和水蒸気量は9.39g/m3です。このような気象条件の中で当日の朝、明治神宮や神宮外苑の降雨量が増えたのは植物の蒸散作用働きで、空気中の水蒸気が飽和水蒸気量(9.39g/m3)を超えて凝縮して雨となって降ったからではないかと思います。4月5日の散歩では、植物の蒸散作用を肌で感じる事が出来ました。そしてコンクリートやアスファルトに覆われた都市の環境がドライアイランド現象やヒートアイランド現象を生み出すことを実感することも出来ました。

P4052830.JPG
ふつう6月ごろに咲く花菖蒲が神宮外苑の横を走る外苑東通りの街路樹の脇に咲いていました。4月5日撮影
3月の風のガーデン 2015年04月03日
三月も下旬を迎え風のガーデンの植物たちも休眠から眼覚めて、花を咲かせ始めました。一昨年の晩秋に植えたスイセンやヒヤシンスが2回目の春を迎えて美しい花を咲かせています。
P3252229.JPG
風のガーデンに植えられているスイセンはスイセン'アイフォリス、凛とした咲き姿は存在感があります。風のガーデン白鳥貞三先生の花言葉によると「北風に恋した村娘」だそうです。(倉本聡著:風のガーデン 貞三先生の花言葉より)
P3252257.JPG 風も北風から南風に変わりはじめ、眠りから覚めた植物たちの姿に本格的な春の訪れを感じます。

P3252238.JPG
                            3月25日撮影



TOP