三佐和ブログ


大地が動く? 2015年05月18日
先日、長野県のパートナー企業である株式会社キクイチさんが施工されたブミコン舗装の現場をいくつか拝見してきました。キクイチさんがブミコン舗装を行っている長野県松本市近辺の自然環境は東京などの都市環境と比べて寒暖の差が大きい地域です。理科年表によると年間を通しての最高気温と最低気温の気温差の平均は東京が7℃であるのに対して松本は11.2℃と4.2℃もの開きがあります。              松本城
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物質は温度の変化に合わせて膨張収縮を繰り返します。温度の上昇によって物体の長さ・体積が膨張する割合を温度あたりで示した数値を熱膨張率と呼びます。透水性コンクリートブミコンに近い素材であるコンクリートの熱膨張率は12で鉄の熱膨張率12.1に近いですね。東京でも浅草寺様境内でブミコン舗装を行っていて気がついたことがあります。それは冬に施工したブミコンが気温が上昇するにつれて、ブミコン周囲の目地の一部が収縮しているのです。気温の上昇につれてブミコンが膨張したのでしょうね。まさにブミ・大地は動いているようです。             浅草寺様境内のブミコン3月撮影
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一年を通して寒暖差の激しい信州でブミコン舗装を行うキクイチさんは、自然環境の変化に対応した施工を目指して様々な工夫をされています。キクイチさんがブミコン舗装の様子や透水性試験の様子を動画サイトYouTubeにまとめてくださいました。当社のホームページでご覧ください。              ブミコン・ガーデンクリートについて

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