三佐和ブログ


自然法則に従い中道を行く 2015年09月20日
私が学んだ学校のモットーはPro Deo et Patria via Media 「神と国のために中道を行く」でした。「神と国のために」とは「神の知恵(自然法則)を謙遜なる心をもって探求し人類の幸福と福祉に貢献する。」。そして中道とは「道の真ん中を、真理を求めて歩く旅人。(あらゆる絶対主義をとらない。)」という意味だそうです。また法華経の「妙法蓮華」とは蓮の花が咲き実を結ぶように、自然法則に従って生きることが人生の妙(うまみ)だということだそうです。キリスト教も仏教もそれぞれの教えが言わんとすることは自然法則に従いながら生きることが、より多くの人々の幸福につながるという事ですね。
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現代の人間社会は喩えると龍虎、赤白源平の対峙の中にあるのではないかと思います。龍は国民主権、虎は国家権力、赤は左翼思想、白は右翼思想がそれぞれ対峙する形態です。幸い私が住んでいる日本という国は、龍が絶対支配しているわけではなく、虎が絶対支配しているのでもなく、また右も左も思想が極端に対峙している社会ではありません。
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我々は縦軸の龍虎と横軸の赤白が交わるど真ん中を、周囲の自然を感じながら自然が示す方向に向かい歩んでゆく事が人類の幸福と福祉に貢献する人生の妙ではないかと思います。 
  関連ブログ:自然法則を利用した技術思想の創造 写真:神宮の森と御苑の睡蓮 9月19日撮影


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