今月、風のガーデンでは植物たちの剪定を行いました。今年の夏は灌水量を熱帯地方の雨量に合わせたせいか植物たちの生育が良く作業も大変でした。 剪定前の様子
剪定後の様子
今月、風のガーデンにやってきた仲間はゴールデンピラミッド、ウインターコスモス、チェッカーベリーなど秋から冬にかけて元気に育つ植物たちです。
ウインターコスモスはキク科の植物で別名ビデンス、黄色い花びらが可愛らしいですね。
パーボラのジャスミンも白い花を咲かせていました。
植物たちは空気中からCo2を取り込み水と合成して自らエネルギーとなる炭水化合物を作ります。剪定作業をしてみて剪定された植物たちの量の多さに驚かされるとともに、植物の高度な生存の仕組みに畏敬の念を抱きました。
東京も気温が下がり秋が深まってきました。風のガーデンの多くの植物たちは、夏の間に作り出したエネルギーを蓄えながら冬に向けて休眠の準備を進めているようです。
気温が下がり東京も秋が深まりつつあります。夏の間フローラカスケードの上で可愛らしい花を咲かせてくれた日々草もそろそろ花が終わり衣替えの季節を迎えました。花市場ではこれから秋、冬、そして春に向けて花を咲かせるヴィオラが出回り始めたので冬の衣替えはヴィオラに決めました。しかし花は終わっても緑を保っている日々草も多いので、衣替えは花の具合を見ながら丁寧に行おうと思います。
フローラカスケードはガーデンクリートのブロックにフラワーポットの大きさに合わせた穴が開いているので花の植え替えも簡単です。
夏のあいだにフラワーポットの日々草から分かれた花がガーデンクリートに活着して白い花を咲かせていましたが、植物の逞しさを改めて感じさせられました。
ベランダの隅に出来た水たまりを利用して、緑化ブロックの上で植物を育てながら水たまりを解消する方法をご紹介します。
緑化ブロックを灌水クロスで覆いその上に土をのせて植物を育てます。毛細管現象を利用した緑化ブロックと灌水クロスの保水性能、そして植物の根の吸水性能と葉の蒸散性能で水たまりもの水も有効に利用できます。
灌水クロスを通して緑化ブロックと土に伝わった水分を植物の根が吸い上げて葉から蒸散させる仕組みです。
事務所のベランダでも緑化ブロックの上で植物を育てていますが、植物は天然砂利の方には向かわずに、保水性のある緑化ブロック目指して根を張り成長します。
土をあまり使用しない緑化ブロックの保水性能と植物の吸水性能、蒸散性能を利用してベランダを汚さずに効果的な水の循環を図る事が出来ますね。
今週は世田谷区のお客様のお宅でガーデンクリートを使用した犬走り舗装の仕事をさせていただきました。雨が降ると犬走に水が溜まる場所をガーデンクリートを施工して透水性を改善させる工事です。
ガーデンクリート舗装前の犬走の様子
下地路盤に砂利を敷いてガーデンクリートを施工します。9月28日舗装
10月1日の夜、東京は低気圧の影響で大雨が降りましたがガーデンクリートで舗装をした犬走は水がたまりませんでした。
10月2日朝 撮影