明治神宮野球場は野球を志す若者を育てる球場ではないかと思います。私は神宮球場のそばに住んでいますが、このあたりでは夏は南風、冬は北風が吹く日が多いようです。神宮球場では本塁からセンターへの方角は南から北に向いているようですがアメリカのOfficial Baseball Rulesによると本塁は南西南から南の方角に位置するとあり、神宮球場の本塁はまさにセンターから向って南西南の方角に位置する設計です。
野球場(Wikipedia)引用
先月行われた日本シリーズ第3戦で、東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手が3打席連続ホームランという快挙をなしとげました。私はテレビで実況を見ていて感動しましたが、当日の夕方は10月の下旬にしては暖かい南風が吹いていて、今日の試合はホームランが出そうだなと思いました。もちろん3打席連続ホームランは山田選手のプロ選手としての素晴らしい実力です。
神宮球場はプロ野球のほかにも大学野球、高校野球と若者が野球をする機会が多い球場です。若者にとり神宮球場でヒットやホームランを打つことは大きな自信になることでしょう。東京の野球シーズンは風が本塁からセンターに向かって吹く南風が多い春から夏にかけての季節です。体も技もまだ成長過程にある若者にとり神宮球場に吹く南風は彼らの味方です。
2020年の東京オリンピックの後、明治神宮球場は建て替えられる予定です。これから野球を志す若者を育てるためにも、新しい野球場は今と同じ位置、方向に建てられることを希望します。そしてグラウンドの芝生は天然芝にしたいですね。