新年を迎え東京も気温が下がってきました。風のガーデンの植物たちも寒い中、休眠中の植物もいれば花を咲かせている植物もいました。 ガーデンシクラメンも3回目の冬を迎え、休眠中の仲間の中でひっそりと花を咲かせていました。
2年前にやってきたプリムラも元気に白い花を咲かせていました。
クロッカスの球根も芽が出てきました。
都会のビルの屋上テラスという環境で、さまざまな植物たちがさまざまな姿で冬を乗り越えようとしています。
そして風のガーデンにもやがて5回目の春がやって来ます。 1月26日撮影
東京は1月18日の早朝、雪に見舞われました。浅草寺様境内のフローラカスケードも一時、雪に覆われヴィオラも花や葉が下に垂れて、まさに小滝のような姿でした。1月18日撮影
その後天気も回復してフローラカスケードに太陽光が降り注ぐようになると、ヴィオラの花と葉は再び太陽に向かい成長を始めました。 1月21日撮影
カスケードとは日本語で小滝を現わす言葉です。水は重力の影響で上から下に流れます。今回,ヴィオラたちの様子を見て植物は命がある限り、自力で光を求めて上に伸びてゆくことを改めて確認しました。光合成で蓄えたエネルギーは植物たちが重力に立ち向かうために使われるようですね。植物の生命力には頭が下がります。
「週刊ビル経営」1月11日号でフローラカスケードが紹介されました。
ビル経営160111b.pdfフローラカスケードは自立式の立面型緑化システムです。ビルの壁面を利用する事無く、ビルや建物の周囲をフェンスや生垣のように囲むことが出来ます。ビルの周囲の空間と道路の境を接道と呼びますが、東京都などの都市部では、接道に面した空間を緑化することに対して緑化助成金を出す制度をとる区町村があります。接道面を緑化することで都市の美観を高めると共に、ビル建物のオーナー様もご自分が所有するビル建物の周囲を花や植物で美観を高めることでビルの付加価値も高めることが出来ますね。
しかもフローラカスケードは軽量緑化コンクリート「ガーデンクリート」を使用しているので、紫外線など太陽光による劣化もなく風雨にも耐える、耐候性、耐火性、防音性にもすぐれており、ビル建物を周囲から守る防護壁の役割も果たします。
今、PIOのテラスでは西洋芝とバジルがガーデンクリート緑化システムの1.5mx1.2mのスペースで、生存競争を繰り広げています。
昨年の10月の中旬から西洋芝の種(ケンタッキーブルーグラス、ペレニアルライグラス、トールフェスク)の混合種
(年中無休)を蒔いているのですが、同じ時期に緑化システムの周りのプランターで育てているバジルの種が混ざり込んだようで発芽してきました。
芝生の種もバジルの種も発芽してまだ2ヶ月ほどですが、これから先、ガーデンクリート緑化システムの上で生存競争を続けながら共生できるのか、それともどちらかが淘汰されるのか見守ってゆこうと思います。
1月4日撮影
新年を迎えた東京は暖かい日が続いていますがフローラカスケードの上のヴィオラも元気に育っています。
今年の東京の冬は雨の日も少ないようですが、フローラカスケードではドリップチューブとタイマーを組み合わせた自動灌水システムを採用しているので、晴天の日が続いても植物には常に必要最小限の水が灌水できるようになっています。
フローラカスケードは自立式の緑化システムです。ビルや家周りをフェンスのように取り囲めるので狭い敷地でも花や緑が楽しめます。