今年の夏は大田区産業プラザPIOのテラスで、ガーデンクリートとお水番を組み合わせた緑化システムの上でトマト、ピーマン、ナスを育てました。その成長記録を写真にまとめサイトにアップしましたのでご覧ください。
ガーデンクリートとお水番の組み合わせによる野菜の成長記録ガーデンクリート緑化システムは3cm厚みのガーデンクリートの上に灌水クロスを敷き、その上に2cmから4cm位の厚みの土をのせて芝生を始めとした様々な植物を育てる薄層緑化基盤です。灌水クロスから水を供給することで薄層の緑化基盤でも継続して植物を育てることが出来る仕組みです。
ガーデンクリート緑化システムは緑化基盤の厚みを薄くすることで荷重を軽減する屋上緑化向けのシステムとして開発しましたが、地上でもコンクリートやアスファルトの上を簡単に緑化することが出来る接道緑化基盤としての用途も広がってきました。
アスファルトやコンクリートに覆われた都市を緑化するには、コンクリートやアスファルトを剥がして廃棄したり、土を入れ替えたりして大掛かりな工事になると考えられてきましたが、コンクリートやアスファルトの上に3㎝の厚みのガーデンクリートを」かぶせて、灌水システムを組み合わせることで薄層の土だけで、芝生、花、野菜が容易に育てられることが実証されてきました。これからもガーデンクリートと灌水システムを組み合わせることでヒートアイランド東京に砂漠のオアシスを作る作業を進めてゆこうと思います。