6月から咲き続けてきたニチニチソウに代わり、これから冬、春に向けて昨年に続きヴィオラをフローラカスケードに植え替える作業を行いました。同じく6月から試しに植えたイチゴがまだ花を咲かせて実を成らせているので、今回はイチゴも本格的に育ててみることにしました。
イチゴがまだ花と実をつけています。11月22日撮影
これから冬に向けて暖かい配色のヴィオラを選びました。
今年の夏は台東区にあります浅草寺様の境内ではニチニチソウとイチゴを、大田区のPIOでは芝生、トマト、ピーマン、ナスなどを育ててみましたが、みなよく育ちました。
先のブログでもお話した文京区にあります風のガーデンの植物たちも元気です。東京はコンクリートジャングルに囲まれ、アスファルト砂漠に覆われ、多くの人や車が集まり気温や二酸化炭素の濃度もやや高めに推移しているようですが、このような環境が植物の成長にはよいような気がします。
11月22日撮影
11月も中旬を迎え、風のガーデンも秋が深まってきました。春から夏にかけて花を楽しませてくれた
柏葉アジサイも美しく紅葉しています。
今年の風のガーデンは植物の成長が今までになく旺盛で、様々な花が咲き続けています。
2012年の10月に植えたポットマムが大きく育ち深みのある黄色の花を咲かせています。
先月の風のガーデンでもご紹介したウインターコスモスやチェリーセイジ、エリカオーデシーが今月も引き続き美しい花を咲かせています。 ウインターコスモス
チェリーセイジ
エリカオーデシー
風のガーデンも本格的な冬が来る前に剪定作業を行い来年の春に向けての準備を行う予定です。
11月15日撮影
ガーデンクリートのフラワーポットの内側の穴に、フラワーホルダーHANAKOをグラスウールで囲みアレカヤシを育ててみようと思います。
まずフラワーホルダーHANAKOの中にアレカヤシの根を入れて隙間に土を少量詰めてHANAKOを閉じます。
ガーデンクリートの内側をグラスウールで囲んだ中にHANAKOを挿入します。
ガーデンクリートとHANAKOの間にグラスウールを詰める事で植物の成長にどのような影響があるのか観察して行こうと思います。アレカヤシの成長が楽しみです。
11月12日撮影
夏の間、実を成らせてきたトマト、ナス、ピーマンもようやく生育が終了しました。これから冬にかけてPIOのテラスのお水番で日本法蓮草を種から育ててみようと思います。
日本法蓮草は江戸時代から高級野菜として日本の風土で栽培されてきた在来種だそうです。これからガーデンクリートと灌水システムを組み合わせたお水番の上でどのように育って行くのか観察してみようと思います。
今年の夏のPIOのテラスでは、トマト、ナス、ピーマンが花を咲かせて実を成らせましたが、実を成らせる仲介者である様々な虫たちもPIOのテラスにやってきたようです。そして野菜フィールドの横にある芝生のフィールドにたくさんの卵を産み付けたようで、その卵が一斉に孵化して幼虫の集団となり、芝生を食べてしまいました。
そこで10月11日に西洋芝クリーピングベントグラスの種を蒔いたのですが、発芽して新しい芝生が育ち始めています。ガーデンクリート緑化システムは、植物の根に水を継続して灌水することで植物を育てるのですが、今年の夏は虫という思わぬ伏兵に遭遇しました。そして我々動物は植物から命をいただいていることを改めて実感した次第です。 11月2日撮影