PIOのテラスのお水番では4月まで育ててきた日本法蓮草に代わり,同じく江戸野菜である内藤トウガラシと寺島ナスを植えました。一年前からトマト、ナス、ピーマン、ほうれん草を育ててくれた土は、しばらく休んで栄養分を蓄えてもらおうと思い、予備のプランターに移しました。ガーデンクリートの上に敷いてある灌水クロスが見えますね。
まず内藤トウガラシと寺島ナスの苗を灌水クロスの上に置きます。内藤トウガラシは、私の事務所のそばの新宿御苑が江戸時代、信州高遠藩主内藤家の江戸下屋敷であったころに、その菜園で栽培が始まったのが発端とのことです。
内藤トウガラシと寺島ナスの苗を並べた後に、ガーデンクリートの上に新しい土を3㎝厚みほどに敷いて苗を囲みます。寺島ナスも内藤トウガラシと同じく江戸時代に寺島村(いまの墨田区東向島付近)で盛んに育てられていたナスだそうです。