三佐和ブログ


9月のPIOのテラス 2017年09月13日
4月から始まったPIOのテラスの野菜栽培も終盤を迎えています。テラスではタバコを吸いに休憩に来られる皆さんのご協力で野菜が倒れないように支柱が組まれ、手入れが行われています。薄層緑化のガーデンクリート緑化システムでは成長した野菜を支える仕組みに課題があります。次の栽培に向けて解決策を検討中です。
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ミニトマトと寺島ナスの栽培も無事に終了しました。わずか1.2mx1.5m、土の厚み約3cmのガーデンクリートと灌水システムお水番の組み合わせで、今年もたくさんのミニトマトとナスが収穫できました。
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キユウリは2m以上の高さまでツルを伸ばして実を付けました。3cm厚みの土でも灌水タンクから適量の水が根に供給されるシステムがあればキュウリは2m以上の高さまで水を吸い上げることが出来ることがわかりました。
今回の結果をふまえてガーデンクリートとお水番の上でまたつる植物を育てみようと思います。それには植物を支える支柱や棚などが必要ですね。大田区の素晴らしいところは、これらの課題を解決して下さる匠が身近にいることです。
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7月の中旬に種を蒔いた西洋芝も成長を続けてきました。夏のヒートアイランド東京の気候でも西洋芝の種は、適量の水が吸収できるお水番の上で発芽し成長を続けています。芝生が伸びるにつれて灌水タンクからの水の供給量も多くなってきています。
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あと10日ほどで秋分を迎えますがヒートアイランド東京も気候が変わってきました。これからコンクリートに囲まれたテラスの上で植物たちは過ごしやすい季節を迎えます。そして野菜フィールドでは、秋から冬に向けて新たな野菜の栽培が始まります。 9月13日撮影




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