三佐和ブログ


2月の風のガーデン 2018年02月07日
2月に入り東京都内にある風のガーデンも寒い日が続いています。休眠中の植物も多く灌水量も減らしています。冬の間の灌水量は1日当たりおよそ夏の半分の灌水量です。
P2060046.JPG
風のガーデンでは水道水をコントロールタイマーで調整しながら灌水していますがこのシステムの特徴は四季を通して水量を調整しながら灌水出来ることです。ちなみに風のガーデンの灌水量は春と秋が東京の年間降水量、夏が香港シンガポールの年間降水量、冬はカナダのモントリオールの年間降水量を参考にしています。風のガーデンの灌水システムには雨センサーという装置がついていて、雨が降る日はコントロールタイマーが閉じて灌水も止まる仕組みです。
         早春の花スイセンが可愛らしい花を咲かせていました。
P2060041.JPG
コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京にある風のガーデンで様々な植物を育てて、今年の四月でまる6年を迎えます。6年に及ぶ経験から、夏は熱帯、春秋は温帯、冬は冷帯の年間降水量を参考にした灌水計画が生まれました。 
      今年の冬も南アフリカ原産のエリカオーテシーが赤い花を咲かせています。
P2060044.JPG
                   2月6日撮影

TOP