3月も終わりを迎え東京の気候もすっかり春めいてきました。風のガーデンでは休眠から覚めたスイセン、クリスマスローズ、ガーデンシクラメン、ヒヤシンスなどが花を咲かせていました。
今年もクリスマスローズが花を咲かせていました。夏の間は草むらにひっそり佇んでいたようです。
ローズマリーも青い花が満開です。
あとひと月もすると芝生も目を覚まして緑のじゅうたんを広げることでしょうね。
風のガーデンの灌水量も春バージョンに切り替えました。 3月27日撮影
新宿事務所のテラスの植物たちも3月に入り暖かい日差しの中で元気に成長を続けています。昨年の10月に種を蒔いたベビーサラダミックスが30cmx30cm土厚3㎝ぐらいの緑化ブロックの上でで大きく育ち菜の花のような花を咲かせました。写真左のブロック1枚分のサラダミックは3週間ほど前にいただきましたが、苦みもなく美味しかったです。
カスケードブロックの上ではビオラが成長を続けて5か月ほどたちますが冬を乗り切り花の盛りを迎えています。
テラスに置いたカスケードブロックではイチゴが花を咲かせ実を成らせる準備をしています。
手作りフラワーポッドでは一月ほど前からデイジーが次々と可愛らしい花を咲かせています。
今年は春から夏にかけて再びお水番の上で芝生を種から育ててみようと思います。灌水タンク、灌水クロスの準備も整いました。
3月23日撮影
昨年の11月から始まった長福寿寺様のブミコン舗装が無事終了しました。総面積800㎡を左官用ミキサーで材料を練りコテで仕上げる人間力による仕事で丁寧に仕上げることが出来ました。
気温の低い冬の施工は水で材料を練り一度だけの工程で表面を仕上げるブミコンの施工は硬化時間の調整や白華の発現のリスク等が伴うのですが、施工に携わってくださった山内石材の皆さんの丁寧な仕事のおかげできれいに仕上げることが出来ました。
ご本堂の前を中心にお寺の様々な場所でブミコン舗装をさせていただきましたが、これで雨の日に参拝に見られる方も足元が汚れることなくお参りが出来ることと思います。
長福寿寺様では可愛らしい象さん達が参拝にいらっしゃる方をお迎えします。
先週から東京の気温も10度を上回る日が続き大田区産業プラザの芝生フィールドの西洋芝の活動も活発になってきたようです。
2月23日撮影の芝生フィールド
3月8日撮影の芝生フィールド
芝生が伸び始めるにしたがい冬の間ほとんど変化がなかった灌水タンクの水位も1週間で2cmほど下がりました。この1週間で芝生が吸水した水量はおよそ4リットルです。1日当たり約0.6リットル、1㎡当たり約0.2リットル/m2日です。
今の時期の芝生の吸水量は真夏の芝生の吸水量に比べると5%前後ですが、冬の間水位の変化がほとんど見られなかった灌水タンクに変化が見られたことは芝生が動き出し始めたと言う事ですね。今年の東京の冬は寒い日が続きましたが、PIOのテラスの植物たちの動きを見るとようやく春が来たことが感じられます。 3月8日撮影
植物の都合に合わせて灌水をするガーデニングキットお水番のサイトがリニューアルされました。
ご自分の手で自然灌水のベランダガーデンが作れます。
ガーデニングキットお水番は灌水タンク(30㍑容量)、水量調節バルブ(接続チューブ付)、灌水パイプ(1.6m)、灌水クロス、緑化ブロック(30cmx30cmx4cm)10枚をセットでお届けします。
ガーデニングキットお水番は灌水タンクにためた水をバルブでドリップ状(水滴状)に水量を調整して灌水パイプに送ります。灌水パイプにはスリッド(切れ込み)があり灌水クロスが挿入されています。灌水パイプに送られた水は灌水クロスから毛細管現象の働きでクロスに広がります。
灌水クロスの上に薄く(2cm位)土や砂を敷きその上で植物を育てます。植物の根は灌水クロスを突き抜けて灌水クロスの下に敷かれた緑化ブロックの空隙に活着して吸水活動を続けます。
ガーデニングキットお水番の上では芝生やハーブの他にも様々な花や野菜を育てることができます。