三佐和ブログ


ガーデンクリート植物成栽培システム 2018年04月25日
ガーデンクリート植物栽培システムのPDF資料がホームページにアップされました。ガーデンクリート植物栽培システム
土の性質をした軽量緑化コンクリート ガーデンクリートと毛細管現象を利用した灌水システムを組み合わせたガーデンクリート植物栽培システムには4つのタイプがあります。

平面システム1ガーデンクリート ガーデンクリートを現場施工する緑化システムです。タイルやコンクリートの上に直接施工することができます。
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                                                平面システム
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                          平面システム1 レイアウト

平面システムレイアウト1.pngのサムネール画像
平面システム2 緑化ブロック 緑化ブロックは移動性に優れ建物テラス、ベランダ、屋上などに敷くだけで容易に緑化基盤が作れます。
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            平面システム2 レイアウト
平面システムレイアウト2.png平面システム3 カスケードブロック カスケードブロックは緑化ブロックに穴が開いていて根に実のなる根菜類を育てます。台の上にのせて野菜を育てることが出来るので、かがむことがなく腰を痛めません。
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             平面システム3 レイアウト
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                                   立面システム     
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立面システムフローラカスケード カスケードブロックを立てて立面で花やイチゴを育てます。立面で使用できるので狭いスペースを活かして植物栽培ができます。家を囲むフェンスとしても利用が可能です。
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                                          立面システム フローラカスケード レイアウト
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今から10年ほど前にコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で芝生を育てることから始まった緑化プロジェクトですがその後、多くの方々のご協力を得ながら、芝生の他に花や野菜など様々な植物を平面でも立面でも育てる緑化システムが出来ました。特許も取得が出来た植物栽培システムで、これからもヒートアイランド現象に苦しむ都市の緑化を進めてゆこうと思います。


4月の風のガーデン 2018年04月18日
文京区の建物のテラス9階に風のガーデンを設置してちょうど丸6年が経過しました。6年かけて風のガーデンには様々な植物がやって来ましたが月日が経つと共に庭には自然の風合いが出てきました。         風のガーデンの設置前のテラスはタイルが置かれていました。
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タイルの上に緑化ブロックを置き灌水クロスで覆いドリップチューブを這わせて緑化基盤を作りました.                  2012年4月17日撮影
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             6年経過した風のガーデンの様子です。
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最初はコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で芝生を育てる目的で開発が始まったプロジェクトですが、風のガーデンにおける6年に及ぶ経験から様々な植物が育てられる緑化システムを作り出すことが出来ました。
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風のガーデンを作るにあたりオーナー様から演出家の倉本聡さんが手がけたドラマ「風のガーデン」をイメージした庭を作りたいとのコンセプトのご提示をいただきました。このコンセプトに沿ってパートナー企業である武蔵野園芸さんが6年の歳月をかけて庭を作りあげてくれました。
ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせた緑化システムは舞台装置のようなものです。舞台の上で活躍する植物たちは成長を続けながらヒートアイランド東京の環境に適応した自然を作りだしました。
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6年にわたる植物たちの成長を観察しながら植物が元気に育つには、光、風、水のバランスがいかに大事であるかがわかりました。そして土の役割を果たすガーデンクリートが植物たちの成長を支えます。風のガーデンで植物たちの成長を見守りご理解をいただきましたオーナー様に心から感謝いたします。これからも風のガーデンの植物たちの成長を見守ってゆこうと思います。 2018年4月17日撮影

4月のPIOのテラス 2018年04月11日
4月に入り大田区産業プラザPIOのテラスの植物たちも動き始めています。お水番の上で一度収穫した春菊が再び芽を出し成長して花を咲かせようとしています。まさに春咲く菊ですね。
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昨年の12月にカスケードブロックに植えた玉ねぎが実をつけていました。カスケードブロックで野菜を育てるのは初めての試みですが根に実をつける植物がで出来たことはうれしい限りです。これを機にガーデンクリートを使った根菜植物の生育にも視野を広げて行こうと思います。
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昨年の10月にPIOのテラスにやってきた葡萄ピオーネが葉を出し始めました。これからどのように成長してゆくのか楽しみですね。
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イチゴが今年もまた白い花を咲かせています。イチゴは花から実をつけるのですが、白い花から赤い実に代わってゆく姿をみたいですね。
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お水番の上の芝生やスミレの花も元気に育っています。これから初夏に向けてPIOのテラスの植物の成長を見ながら夏の野菜作りの準備を進めてゆこうと思います。
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                                                                        4月10日撮影
4月のフローラカスケード 2018年04月06日
昨年の10月のはじめに浅草寺様境内に設置されているフローラカスケードにビオラを植えてから6か月が過ぎました。今年の冬の東京は気温が低く大雪にも見舞われましたが、太陽からの暖かい陽ざしを受け続けながらビオラは成長を続け今盛りを迎えています。
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立面で植物を育てるフローラカスケードの良さは、植物全体を横から俯瞰できることです。花の盛りを迎えたビオラがカスケードブロック全面を覆いその美しさに圧倒されます。
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立面で植物を育てる難しさは、いかにして植物全体に水を灌水するかということですね。緑化ブロックと灌水クロスを用いて平面で植物を育てる場合はクロスの水の分散性、そして緑化ブロックの保水性fで水が植物全体に行き渡りますが、立面で植物を育てる場合、水はカスケードブロックの上から下に向かい流れてゆきます。
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カスケードブロックには無数の空隙があるので、上から流れてくる水はこの空隙を伝わり下や横に分散してゆきますが、ブロックの上と下では流れる水量にむらが出来たりします。フローラカスケードではカスケードブロック全体に水がうまく広がるように様々な工夫がなされています。
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4月8日は仏様の誕生をお祝いする灌仏会花祭りです。フローラカスケードのビオラたちも花祭りに合わせて見頃を迎えているようですね。浅草寺様境内では白い象に乗った仏様の立像が皆さんをお迎えします。 4月4日撮影

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