三佐和ブログ


4月の風のガーデン 2018年04月18日
文京区の建物のテラス9階に風のガーデンを設置してちょうど丸6年が経過しました。6年かけて風のガーデンには様々な植物がやって来ましたが月日が経つと共に庭には自然の風合いが出てきました。         風のガーデンの設置前のテラスはタイルが置かれていました。
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タイルの上に緑化ブロックを置き灌水クロスで覆いドリップチューブを這わせて緑化基盤を作りました.                  2012年4月17日撮影
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             6年経過した風のガーデンの様子です。
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最初はコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で芝生を育てる目的で開発が始まったプロジェクトですが、風のガーデンにおける6年に及ぶ経験から様々な植物が育てられる緑化システムを作り出すことが出来ました。
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風のガーデンを作るにあたりオーナー様から演出家の倉本聡さんが手がけたドラマ「風のガーデン」をイメージした庭を作りたいとのコンセプトのご提示をいただきました。このコンセプトに沿ってパートナー企業である武蔵野園芸さんが6年の歳月をかけて庭を作りあげてくれました。
ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせた緑化システムは舞台装置のようなものです。舞台の上で活躍する植物たちは成長を続けながらヒートアイランド東京の環境に適応した自然を作りだしました。
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6年にわたる植物たちの成長を観察しながら植物が元気に育つには、光、風、水のバランスがいかに大事であるかがわかりました。そして土の役割を果たすガーデンクリートが植物たちの成長を支えます。風のガーデンで植物たちの成長を見守りご理解をいただきましたオーナー様に心から感謝いたします。これからも風のガーデンの植物たちの成長を見守ってゆこうと思います。 2018年4月17日撮影


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