7月の東京は気温が高く雨も2週間ほど降っていません。その中で浅草寺様境内のフローラカスケードでは1日当たりおよそ10㍑/m2の灌水量でハーブを育てています。カスケードブロックの1穴当たりの灌水量はおよそ200cc/日です。この灌水量は従来の夏の灌水量の5割増しほどの水量ですが、これからの植物の状態や気温の推移を見ながら調整して行こうと思います。
今月は断水で一時的に灌水が止まった事がありました。その中でたくましく生き続けたのはローズマリー、ミント、タイム、ゼラニウムなどでした。 ローズマリー
ミント
ジャーマンカモマイルは断水で枯れましたが、ニチニチソウでその穴埋めをしました。浅草寺様のフローラカスケードではタイプの違うカスケードブロックが数種類設置されているのですが、断水を通してそれぞれのブロックの機能と特徴が良く分かりました。
東京の気温もようやく落ち着いてきたようですが、まだまだ本格的な夏の気候は続きます。これからもヒートアイランド東京の夏を乗り切るために、植物たちへの継続的な給水活動を注意深く続けて行こうとおもいます。
7月25日撮影