三佐和ブログ


8月の風のガーデン 2018年08月01日
5月の下旬から建物の改修工事のために風のガーデンの一部で足場がかけられシートで覆われましたが工事も無事終了して足場とシートが外されました。
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今年の東京の夏は日中の気温が30度を超える日が続いていますが、風のガーデンの灌水量は7月までは東京(温帯)の年間降水量に基づき灌水してきました。8月に入りさらに暑い日が続きそうなので灌水量を香港(亜熱帯)の年間降水量を参考にしてやや増やしてみました。
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日中の気温が30度を超えるコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で植物を育てるということは、まさに砂漠で植物を育てるようなものですね。そのなかで風のガーデンの様々な植物たちは元気です。
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真夏のヒートアイランド東京で植物を育てる大事なポイントは植物が必要とする水分を継続して供給することです。植物たちは日中30度を超える気温の中で生きながらえるために体内の水分を蒸散して体温を調整します。そして体内から蒸散された水分を補給するために根から水分を吸い上げるようです。もちろん光合成でも水分を利用しますね。
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夏になると人間も熱中症を防ぐために、水分の補給量を増やします。風のガーデンの植物たちを見ていると人間よりも夏の暑さには強いようですが、それでもより多くの水分を補給してあげることが植物にとっても良いようです。風のガーデンを支えているガーデンクリートと灌水システムは一年を通して植物たちが元気に育つように環境を整えます。 7月31日撮影


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