三佐和ブログ


ガーデンクリート植物栽培システムと土との比較 2018年08月07日
ガーデンクリート植物栽培システムはアスファルトやコンクリートの上で植物を栽培するために開発されました。都市のアスファルトやコンクリートの上で土を使い天然の雨水を利用して植物を栽培するには土の厚みを15cm以上にする必要があります。
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ガーデンクリートと土を使用した植物栽培システムはおよそ5cm厚み(3cm厚のガーデンクリートと2cm厚の土)で植物を育てます。そのために水道水やタンクにためた水を利用してドリップチューブと灌水クロスを組み合わせて、毛細管現象の働きで植物の根に直接灌水する仕組みです。(灌水クロスの上に植物の苗を置きクロスを土で薄く覆います。)
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土は保水量や土圧の関係で空隙率が変化するので密度もおよそ1500kg/m3から1800kg/m3前後で変動します。ガーデンクリートは軽石と固化材BGパウダーを固めた凝固性のある透保水性コンクリートです。重量は保水時1200kg/m3乾燥時900kg/m3で,空隙はおよそ300㍑/m3で変化しません。ガーデンクリートは土よりも軽く、硬い土壌代替基材です。
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ガーデンクリートと灌水システムを組み合わてコンクリートやアスファルトに覆われた都市の様々な場所で植物を育てて10年以上が経過しました。そしてこのシステムで育つ植物たちがヒートアイランド東京で新たな生態系を作り始めたようです。
  
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皆さんもガーデンクリート植物栽培システムでコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた都市の様々な場所を緑のオアシスにしてみませんか? パンフレットを差し上げます。ご遠慮なくご連絡ください。 関連サイト:土と比較したガーデンクリート緑化システムの特徴


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