三佐和ブログ


9月の風のガーデン 2018年09月19日
9月に入り東京の気温も下がり始めました。風のガーデンの灌水量も気温に合わせて変更しました。風のガーデンでは3か月ごとに灌水量を調整して植物に灌水しています。冬の3か月間(12月中旬から3月中旬まで)は東京の年間降水量を参考にしています。春の3か月間(3月中旬から6月中旬まで)と秋の3か月間(9月中旬から12月中旬まで)はヒートアイランド東京に適した灌水量、そして夏の3か月間(6月中旬から9月中旬まで)は香港・シンガポールの年間降水量を参考にして灌水計画を立てています。
P9180062.JPGヒートアイランド東京にある風のガーデンで夏至冬至、春分秋分を目安にした灌水方法ですが、古代中国では暦をを24まで分割して季節の動きを見ていたようですね。中国中原の人々が季節の移り変わりを感じながら見出してきた素晴らしい暦です。二十四節気
P9180068.JPG自然に囲まれていたであろう中原の人々は季節の移り変わりを敏感にとらえて二十四節気まで分けることが出来たのでしょうね。コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京では季節の移り変わりを二十四節気まで微細にとらえることが出来なくなったようです。
弁解がましいですがIT・ライフラインの整備された都市環境で暮らす私自身が、自然に囲まれた古代中原の人々のように自然環境の変化を敏感にとらえる感覚を失っていることも大きな要因です。
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9月も半ばを迎え風のガーデンの灌水量をヒートアイランド東京の環境に適した灌水量に調整しました。来週は秋分です。 関連ブログ:啓蟄に虫を見る 9月18日撮影

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