三佐和ブログ


光は生命の源 2019年01月04日
物理学者山田克哉先生が書かれた「からくり」シリーズを読んでいます。講談社BLUE BACKS.「E = mc2のからくり」、「真空のからくり」、「光と電気のからくり」、「原子爆弾」、そして今「宇宙のからくり」を読んでいるところです。
素粒子、量子力学、そして相対性理論の世界を、一般の読者向けにわかりやすく説明して下さり、私のようなものでも読んでいて素粒子から宇宙空間の広がりまで想像しながら楽しめます。
この中で光に関する説明にとても興味を持ちました。光は波(電磁波)であると同時に光子(素粒子)でもあるのです。光には質量がなく秒速30万kmの速度で宇宙空間を飛び交っています。
PC040120.JPG電磁波である光にはエネルギーがあります。そしてこの光エネルギーが地球に生存する生命に命を与えます。例えば植物は光エネルギーを体内に取り込み、このエネルギーを活用して光合成を行いながら炭水化物を作ります。
そして我々人間は植物が作りだした炭水化物を摂取することで、活動するエネルギーを得ることが出来るのです。
PC240112.JPG私の母校の建学のモットーはPro Deo et Patria via Media(神と国のために中道を行く)です。
山田先生の物理のお話を読みながら、神とは宇宙を形成している運動法則(物理法則)であり、国とは例えば地球のように生命が活動している場であり、中道を行くとは物理法則に沿って道を歩むことではないかと勝手に解釈しています。
宇宙とは素粒子などが物理法則に沿いながら運動を行い光エネルギーを作り、我々人間をはじめ様々な生命を生み出す空間ではないでしょうか。
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          関連ブログ:宇宙万物の根源  自然法則に従い中道を行く

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