真夏日のPIOの西洋芝 | 2019年05月27日 |
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東京の今日の気温は30度を超えて真夏日を記録しました。5月としては4日連続の真夏日で新記録のようです。先のブログで、来月の中旬まで初夏の灌水計画で乗り切りたいとお話ししましたが、初夏の灌水量では真夏の暑さを乗り切ることができません。5月の中旬に入り気温が高くなり芝生の一部が少し枯れたので、真夏の灌水計画に切り替えました。5月のPIOのテラス
大田区産業プラザPIO6Fのテラスでは西洋芝ベントグラスを育てています。ヒートアイランド東京で西洋芝を育てて10年以上がたちましたが、初めのころは芝生にどれぐらいの灌水をしてよいものかわからずに暗中模索の状況でした。
PIOの芝生フィールドではタイマーと灌水クロスを組み合わせて、3cm厚みのガーデンクリートの上で様々な西洋芝を育ててきました。灌水量をタイマーでコントロールできるので、季節に適した灌水量を調整することができます。
季節ごとに芝生の状態を見ながら灌水量を調整してきた経験値を参考にすることで、ようやくヒートアイランド東京に見合った灌水計画を立てることができるようになりました。
ここ数日続いている東京の真夏日の暑さの中でも、ベントグラスTyeeは、強い太陽光を浴びながらも、暑さに適した水分を吸収しながら大きく伸びてきました。関連ブログ:ガーデンクリート緑化システムの灌水計画について5月27日撮影
温暖化より怖い寒冷化? | 2019年05月22日 |
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温暖化より怖い寒冷化というニュースをネットで見かけました。(5月22日産経ニュース)詳しい内容はニュースをご覧いただくこととして、概要をまとめますと、ここ数年太陽の黒点の数が少なくなってきて、それに伴い太陽の活動も低下してきているというものです。太陽から地球に届くエネルギーの量は減少していないのですが、太陽の磁場の活動が低下しているようで、宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線(微粒子)の量が増加して、それに伴い雲の量が増えて気温が下がったり豪雨をもたらしたりするという考え方です。太陽の黒点活動と気候
以前のブログでもお話ししましたが、太陽の磁場は地球を覆うバリア、雨傘のようなものです。太陽の磁場活動が活発でバリアの傘が開いているときは宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線を跳ね返しますが、磁場活動が弱くバリアの傘が閉じていると宇宙線が土砂降りの雨のように地球に降り注ぎ、それに伴い地球を覆う雲の量も増えるという考え方ですね。宇宙万物の根源
地球規模での人口の増加に伴い人間の生活で使用される二酸化炭素の量が増加することは間違えありません。しかしそれが地球規模の温暖化に結び付けることには疑問を感じます。人口の増加に伴い都市に人間が集まる都市化は世界規模で進んでいます。そしてコンクリート構築物やアスファルト舗装に覆われた都市の温度が上昇することも間違えありません。しかしそれが果たして地球規模での温暖化に直接つながるのでしょうか?都市の温暖化と地球の温暖化
地球規模で都市の温度測定地点が広がり、世界規模で、気温が上昇する都市のデータが集まることは考えられますが、それは地球という広大な面のなかで点での広がりにすぎません。地球の気温を面で測定することができて初めて地球は温暖化しているのか寒冷化しているのかがわかると思います。
地球が温暖化に向かうのか寒冷化に向かうのか定かではありませんが温暖化の要因を二酸化炭素の増加と決めつけることはできないと思います。二酸化炭素は魔女じゃない記事の中にも「平安時代は温暖化だったがそのころ二酸化炭素を排出する活動が活発だったのか」という記述がありました。気候変動の文明史
私は物理原理に基づく自然法則を人間の都合で政治利用してはならないと思います。以前のブログでもお話ししましたが、緑豊かな自然に囲まれながら生きてきた我々日本人は太古の昔から、自然の中に八百万の神がいる気配を感じていました。自然に対して奢ることなく畏敬の念を抱きながら活動してゆくことが人生の妙みではないでしょうか。自然法則にしたがい中道を行く
5月のフローラカスケード | 2019年05月21日 |
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5月に入るとフローラカスケードのビオラも咲き終えるのですが今年はまだ元気に咲いています。例年であれば三社祭が終わった後に夏の花の植え替えを行うのですが、今年はもう少しビオラの花を楽しみたいと思います。
フローラカスケードで育つハーブたちも5月に入りまる一年が経過しました。ローズゼラニウムがピンク色の花を咲かせ始めました。
ミントやゼラニウム、ローズマリーなどがカスケードブロックを覆うように伸びてきました。
これから夏に向けてハーブたちはますます元気に育ってゆくことでしょうね。5月20日撮影
5月のイチゴ | 2019年05月20日 |
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昨年の11月の中旬から都内各地の屋外でガーデンクリートやカスケードブロック、手作りフラワーポットで育ててきたイチゴが半年がたち無事に実を結びました。浅草寺様境内のフローラカスケードではイチゴがカスケードブロックにぶら下がりながら赤い実を付けました。5月20日撮影
手作りフラワーポッドのイチゴの実も食べごろです。5月14日撮影
大田区産業プラザPIOのテラスの野菜フィールドで育てたイチゴも赤い実を付けました。5月13日撮影
日の当たりにくい新宿事務所のカスケードブロックで、立面で育てたイチゴも小さな赤い実を付けました。5月20日撮影
実を収穫した後も、当分の間はイチゴの生育の様子も観察してゆこうと思います。
5月の風のガーデン | 2019年05月14日 |
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立夏も過ぎて東京は初夏の気候になってきましたが、今週は気温がやや低いようです。その中で風のガーデンでは3年前に植えたツルバラが大きく育っていました。
風のガーデンではバラに虫がつくことなく自然に育っています。風通しが良い建物の9Fで育てているためか害虫がバラによってこないようです?
5月に入り風のガーデン全体の植物たちの活動も活発になってきたようで、葉が大きく繁っていました。そろそろ春の剪定作業を行わなければ。
8年目に入った風のガーデンでの植物栽培ですが、ガーデンクリートと灌水システムの組み合わせで、保水量と空気量を調整することで、ヒートアイランド東京の環境に対応しようとする植物の成長を支えてゆこうと思います。5月14日撮影
ガーデンクリート緑化システムの灌水計画について | 2019年05月07日 |
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ガーデンクリート緑化システムは3cm厚のガーデンクリートの上に土を2cm前後のせて植物を栽培する薄層緑化システムです。ガーデンクリート3cmと土2cmで1㎡当たり約13リットル前後の水が保水できます。
夏場に芝生から蒸散する水分は1㎡で1日当たりおよそ5リットルといわれています。ヒートアイランド東京におけるガーデンクリート緑化システムの灌水量は季節により変化はしますが、基本は1日当たり4リットル/m2前後を基準にしています。
もちろん東京は1年を通して雨が降るので、年間降雨量を差し引くと灌水量をもっと減らしても良い計算です。10年以上に及ぶヒートアイランド東京におけるガーデンクリートを使用した緑化の経験から、冬の間は基準の1㎡当たり4リットルの灌水量以下でも植物を育てることが出来ました。大田区産業プラザPIOの野菜フィールドでは11月から4月までの5か月間、60リットルの水量で灌水してきました。1日当たり0.44リットル/㎡㍑の灌水量です。灌水量が少ない冬でもスナックサヤエンドウのような野菜やイチゴ、ガーデンシクラメン、ビオラなどが育ちます。
大田区産業プラザPIO6Fテラス 2019年2月7日撮影
植物によっても蒸散量は違います。芝生は葉が無数に生えているので、全体の葉の表面積は野菜や花よりも広く、水の蒸散量も比例して大きくなります。しかし初夏から夏にかけて芝生への灌水量を適正に保ってあげると、ヒートアイランド東京でも西洋芝が元気に育ちます。それでもゴルフ場やサッカーコートを管理するグリーンキーパーさんにとり夏場の芝生の管理がいかに難しいか良く分かります。
ベント芝Tyeeのの生育状況 大田区産業プラザPIO 6Fテラス2016年8月8日撮影
ガーデンクリートを使用した植物栽培システムの長所はコンクリートやタイル、アスファルトの上に直接施工して、薄層で植物を育てることができる事です。ガーデンクリート緑化システムはヒートアイランド都市で必要最小限の灌水量で植物を育てます。
これまでヒートアイランド東京で培ってきた経験を活かして日本はもちろんのこと熱帯、亜熱帯地方のヒートアイランド都市でガーデンクリート緑化システムで植物を育ててゆきたいと思います。
5月のPIOのテラス | 2019年05月06日 |
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今日5月6日は立夏です。先月のフローラカスケードのブログでもお話ししましたが、ヒートアイランド東京の気候はゴールデンウイーク中に初夏の気候に変わります。今年のPIOのテラスでは春から初夏への灌水計画の切り替えがうまくいったようで、芝生フィールのの芝生も、野菜フィールドのイチゴやビオラも元気に育っていました。4月に追い蒔きしたベント芝Tyeeも伸びてきました。
野菜フィールドではようやくイチゴの実が大きくなってきました。あと少しで赤い実になるようですね。大粒のイチゴが出来るのが楽しみです。
昨年カスケードブロックで育てたアヤメが、プランターで無事に冬を越し、再びカスケードブロックに移し替えました。ことしもまた紫色をの美しい花が咲くのが楽しみです。
初夏は植物たちが大きく育つ季節です。これから来月の中下旬まで,初夏のヒートアイランド東京に適した灌水計画で乗り切ろうと思います。 5月6日撮影
5月の新宿事務所 | 2019年05月01日 |
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