秘められた自然法則に対する畏怖 | 2019年06月29日 |
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アメリカの物理学者R.Pファインマンの回顧録「御冗談でしょう、ファインマンさん」(大貫昌子訳 岩波現代文庫)を読みました。その中でファインマン先生が自然法則について語った素晴らしい文章があったのでご紹介します。
言うなればこの世界の美しさに対する感動を、なんとか表現したいと思っていたのだ。感動だからなかなかうまく説明できないが、全宇宙を司どる神に対する宗教感情に似たものといえるかもしれない。この世界で外観も性質もぜんぜん異なったものが、実はその「背後」では同じ組織、同じ物理的法則に支えられているのだということを考えるとき、人間が感じるあの気持ちも宗教感情に一脈通じるものがある。
それは自然の数学的美というもの、言いかえれば内側で自然がどのように働いているかを味わうことであり、僕らが目のあたりにしている自然現象というものは、実は原子同士の複雑な内的活動の結果なのだということを悟ることでもある。そしてそれがどんなに劇的で、どんなに素晴らしいことかを感じ取ることだ。それはほとんど畏怖(言ってみれば秘められた自然法則に対する畏怖)に近い感情なのだ。「それでも芸術か?」より
先日神宮球場で野球を観戦していたら美しい夕日をみかけました。夕日は長い波長の赤い太陽光が空気中の窒素や酸素分子、火山灰などのチリに当たって見える自然現象ですね。6月18日撮影 関連ブログ:光は生命の源 自然法則に従い中道を行く
ガーデンクリート植物栽培システムによるイチゴの栽培記録 | 2019年06月26日 |
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ガーデンクリート植物栽培システムによるイチゴの栽培記録のサイトがホームページにアップされました。昨年の11月から都内の数か所の場所で3つの栽培システムでイチゴを育てた観察記録です。
イチゴ栽培はフローラカスケード、カスケードブロック、緑化ブロックを使用して屋外で行いました。手作りフラワーポッドによる栽培は室内で行いました。ヒートアイランド東京の冬はやや暖かいとはいえ屋外でのイチゴ栽培でしたが、冬から春に向けて都内各地のガーデンクリートの上でイチゴの苗は花を咲かせ小さな実を付けました。
イチゴはガーデンクリート植物栽培システムの上で適度に光が当たり、灌水が継続的に行われれば冬でも都内の屋外の環境で育つということがわかりました。
フローラカスケードでは立面に建てたカスケードブロックの穴に挿入されたイチゴの苗がライナーを伸ばし育つことがわかりました。写真は台東区浅草にあります浅草寺様境内に設置されているフローラカスケードの上でイチゴの苗を挿入し、花が咲き実を付けて行く写真です。
6月のPIのテラス3 | 2019年06月24日 |
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先週のPIOのテラスを紹介してから1週間がたち、この間にナスが大きくなり食べごろを迎えました。
先週、緑化ブロックにトウモロコシの種を植えたのですが発芽してきました。4cm厚の緑化ブロックの上に1cm厚ほどの土をかぶせた環境で、トウモロコシがどのように成長してゆくのか経過を見守ってゆこうと思います。
芝生フィールドでは、ベントグラスTyeeの種を追い蒔きして一月以上経ちましたが、芝生の緑が深くなりました。芝刈りをしなければ!
6月の風のガーデン | 2019年06月19日 |
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梅雨の晴れ間の午後、一か月ぶりに風のガーデンを訪れました。植物たちは気温の上昇と梅雨の雨の影響でしょうか大きく育っていました。
今年も柏葉アジサイが白い花を咲かせていました。柏葉アジサイは秋になると葉が紅葉して一年で2度楽しむことが出来る植物ですね。
例年のことですが風のガーデンではこの季節に秋の花ハギが花を咲かせています。ヒートアイランド東京の建物9Fテラスの環境が、ハギの成長の体内時計を速めているのでしょうか?
数年前に植えたなでしこも白い花を咲かせていました。これから9月ごろまで花を咲かせ続けてくれることでしょうね。
深みを増してきた風のガーデンで植物たちは風と光と水、そして土に代わる緑化基盤ガーデンクリートの上で元気に成長を続けています。
ヒートアイランド東京の建物9階という環境で風のガーデン特有の植物の生態系が出来てきました。これから植物たちが厳しい東京の夏を乗り越えられるように剪定し、灌水計画を立ててゆこうと思います。6月19日撮影
6月のPIOのテラス2 | 2019年06月17日 |
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PIOのテラスの野菜フィールドに様々な野菜の苗を置いて丁度一月が経過しました。先週はナスとピーマンをご紹介しましたが、今日テラスを訪れてみるとキュウリと枝豆が実を成らせていました。
この4日ほどの間にキュウリが急に大きくなったみたいです。テラスで休息なさる方が、伸びてきたキュウリのツルに棒をあてがいうまく伸びるように工夫してくださいました。
ナスの葉も大きくなりました。先週PIOを訪れてから今日までの間に東京は雨が降り昨日は気温も30度を超えました。水と太陽がPIOの植物たちの成長を一気に高めたようですね。
野菜の苗をガーデンクリートに置き土を薄くかぶせた写真。5月17日撮影
一月が経過してナスやキュウリ、ピーマンが大きく育ちました。6月17日撮影
関連ブログ:6月のPIOのテラス 6月17日撮影
6月のPIOのテラス | 2019年06月13日 |
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6月に入りPIOのテラスも梅雨を迎えました。野菜フィールドでは先月17日にミニトマト、ナス、ピーマン、キュウリ、枝豆、オクラの苗を植えましたが一月たち、それぞれの苗が大きくなりました。そこでミニトマトはほかの場所に移し替えてました。ピーマンが実をつけナスが花を咲かせ始めました。
先月の中ごろから下旬にかけて東京の気温は急に上昇し真夏日が四日も続きました。PIOのテラスでは初夏の灌水量で芝生を育てていましたが少し枯れ始めたので慌てて真夏の灌水量に変更したところ、西洋芝ベントグラスTyeeもすっかり元気になり葉が伸びてきたので芝刈りをしました。
カスケードブロックでは昨年花を咲かせたアヤメが今年も咲き始めました。沼地のような水分量に設定したカスケードブロックでアヤメは花を咲かせます。
関連サイト:ガーデンクリート植物栽培システム ガーデンクリートとお水番の組み合わせによる野菜の栽培記録
6月13日撮影
6月のフローラカスケード | 2019年06月07日 |
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今週は浅草寺様境内に設置したフローラカスケードの花の植え替えを行いました。昨年の11月の初旬に植えたビオラに代わり夏の主役は今年もニチニチソウです。ニチニチソウは英語名Madagascar Perwinkleアフリカ大陸の東にあるマダガスカル島が原産のキョウチクトウ科の一年草です。夏から秋にかけてフローラカスケードのステージをにぎわせてくれることでしょうね。
昨年の7月に大田区産業プラザPIOのテラスから移植したローズマリーもフローラカスケードにしっかり活着して、元気に育っています。
イチゴの苗もまだフローラカスケードで実を成らせています。時々トリやヒトが実をつまんでいるようです。
ヒートアイランド東京も梅雨に入りました。これから雨と湿度、気温に恵まれた環境の中で熱帯の植物ニチニチソウやハーブたちがどのように育ってゆくのか見守ってゆこうと思います。
S邸、K邸ブミコン舗装 | 2019年06月01日 |
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今週は世田谷区下馬のS様とK様のお庭のブミコン舗装をさせていただきました。
ベンガラを使い着色したブミコンは庭に植えたオオデマリの木の緑を引き立てます。
今年の夏の東京は、雨が多い予想ですがブミコンは雨水を透水するので、庭の表面に水たまりが出来ず土埃も立たず、カラッとした雰囲気になります。
猫は土を掘り起こしておしっこをします。ブミコンは土のような性質はしていますが、固まっているので掘り起こすことはできません。猫がおしっこでマーキングする確率も低くなります。
設計 株式会社隆設計様 施工 山内石材株式会社様 関連サイト:家周りの環境改善舗装 6月1日撮影