12月のPIOのテラス 2 | 2019年12月23日 |
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11月の初めにカスケードブロックの穴に土で覆い灌水クロスにくるんで挿入たチューリップの球根が発芽してきました。カスケードブロックが設置されている場所はお昼頃になると日が差し込んで暖かくなるのが良いようですね。
緑化ブロックの上に土と灌水クロスを敷いてミックスフラワーの種をまいたのですが、日当たりが良くチューリップの球根と同じように、発芽して葉が大きくなってきました。
芝生フィールドと野菜フィールドがある場所は、周囲を壁に囲まれていて太陽の角度の低く日差しが入らないのですが、西洋芝やイチゴ、スミレが元気です。
昨日は冬至でした。これから太陽の角度も徐々に高くなり、PIOのテラスの植物たちも光を浴びる時間が増えてゆきます。1年を通してPIOのテラスで植物を育てていると、太陽がいかに植物たちに大きな影響を与えているかよくわかります。12月23日撮影
若者を利用するな! | 2019年12月17日 |
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12月17日付の日本経済新聞にThe Economistを訳した記事が載っていました。見出しは「若者による創造的破壊に備えよ」です。内容の一部を紹介すると「エネルギー効率の良い鉄道を使わずCo2を大量に排出する飛行機を利用するのは恥ずべき行為だとする「飛び恥」運動やファストファッション(使い捨ての衣類)ボイコット、肉をまったく口にしない食生活など、一部の消費者が大企業と企業を規制する立場にある政治家に強い影響力を及ぼすようになっている。こうした若者の多くは欧米人で、裕福な家庭で育ち、十分に教育を受けており社会正義への意識が強い。」そうです。
昔から欧米人にはこのような傾向がみられミンクのコートを着た女優が動物愛護を訴えたりしていました。肉を食べずに菜食をすることで若者は満足するのでしょうか?動物も植物も命を持っています。人間は自らの力でエネルギーを作り出すことができないので命ある植物たちが作り出したエネルギーを分けてもらいます。そしてコメ、麦、野菜を作るのにもCo2を含む大きなエネルギーが使われます。鉄道はエネルギー効率のよい移動手段かもしれませんが、鉄道を支えるために裾野では保線作業をはじめ多くのエネルギーが必要なのです。飛行機が移動するために線路は必要ありません。
若者たちが懸念を表現する手段は今のところ「恥」の段階にとどまっているようです。しかし問題を掘り下げると、これらの若者たちは国や政治家、学者、企業、投資家たち大人に利用されていると思います。Co2の影響で地球温暖化が進み海面が上昇して南太平洋の島国が沈むのでしょうか?地球、そして宇宙を取り巻く自然の動きを人間の都合(エゴ)で解釈することは、その場はつくろえるかもしれませんが長くは続かないでしょう。
大人が仕掛けたエゴの対立に純粋な若者たちが取り込まれることなく、自然法則に基づく科学的な知識を学ぶことで広い視野をはぐくみ、これからの地球で人を含む生命が共存してゆく道を模索してもらいたいですね。関連ブログ:仏の教えと科学の眼2 企業理念
12月のフローラカスケード | 2019年12月12日 |
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今日の東京は暖かい陽気です。浅草寺様境内のフローラカスケードも植物の植え替えのタイミングをつかむことができません。夏に植えたインパチェンスはネットで調べると熱帯アフリカ原産の常緑多年草(春蒔き一年草扱い)と紹介されていました。おそらく熱帯では多年草だが日本の気候では1年で命を終えるという説明なんでしょうね?フローラカスケードで育てているインパチェンスは花は盛りを過ぎ葉の色は褪せてきましたがましたが、葉や茎、根はまだ生きています。この状態で植え替えるのは忍び難く、もう少し様子を見ようと思います。
夏に植えたミックスベジタブルの種はしっかり成長してフローラカスケードは野菜畑の様相を呈してきました。
同じくミントやゼラニウム、ローズマリーなどのハーブも元気でこちらは立面で育つハーブガーデンです。
フローラカスケードは横90cm高さ30cm厚み6㎝のカスケードブロックを3段に重ね、最上部からドリップチューブで灌水する仕組みです。立面で育てるので植物たちへの日当たりはよく、カスケードブロックの穴に適時灌水される水と空気が植物の根にバランスよく供給され、花や野菜、ハーブなど様々な植物が一年を通し咲き続けます。
それにしても今年の東京、そして日本の気候は一年を通して劇的に変動してきました。これから本格的な冬を迎えどのような気候になってゆくのか見守ってゆこうと思います。
12月のカスケードブロック | 2019年12月11日 |
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カスケードブロックはガーデンクリートを縦横30㎝厚み6cm,又は9cmの厚みに固めたブロックに直径9cmの穴を4個開けた緑化基盤です。通気性と保水性に優れ植物の根に空気や水を適量供給して根を活性化します。
自宅ベランダでカスケードブロックにビオラを植えて一月半ほど経過しましたが、水分と空気の供給のバランスが良いようで地植えのビオラよりも花が大きくよく咲いています。カスケードブロックは軽石を石灰系固化材BGパウダーで固めたブロックです。性質が土に似ていて(保水時1200kg/m3 乾燥時900kg/m3),さらに軽石が固まっているので土のように飛散することなくベランダやテラスを汚しません。
カスケードブロックの穴を直径9cmにしたのは、市販されている花や野菜の苗の根鉢の直径が3寸(約9cm)のものが多いので、苗が容易にブロックに挿入できるように工夫されています。苗は直接カスケードブロックに挿入してもよいのですが、灌水クロスで根鉢をくるんでから挿入すると土の飛散をさらに防ぎます。
カスケードブロックへの水やりは2日か3日に一度、ブロックが保水するまでジョウロなどで灌水します。ブロックの下に受け皿になるようなもの(アルミフォイルなどを利用してくるむなど)を利用すると水を有効に利用できます。写真は9cm厚みのカスケードブロックですが、6㎝厚みのカスケードブロックでも植物の生育にあまり差はみられません。下の写真は新宿事務所のベランダで左6cm厚みと右9cm厚みのカスケードブロックでスミレを育てている様子です。
カスケードブロックは三佐和オンラインショッピングのサイトからお求めいただけます。12月11日撮影
12月のPIOのテラス | 2019年12月09日 |
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緑化ブロック(1)の中央に小さな穴をあけて灌水クロスをひも状に通し(2)灌水クロス(3)で覆った上に土を薄く敷いて(4)ミックスフラワーの種をまいて一月以上が経過して種が発芽しました。下のレイアウトと写真をご覧ください。
灌水クロスから毛細管現象の働きで水が下から上に広がり植物の根を潤す仕組みです。必要最小限の水と空気が植物の根を活性化します。これから寒い冬を乗り越えて来年の春にミックスフラワーが花を咲かせるのが楽しみですね。室内ではパセリやコマツナを育てました。下の写真は上がコマツナ、下がパセリです。
芝生フィールドではベント芝が緑色の深みを増してきました。ベント芝は寒くなると元気になる寒冷地型の西洋芝です。野菜フィールドではイチゴやスミレが寒さの中で元気です。
12月9日撮影
12月の手作りフラワーポッド | 2019年12月07日 |
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夏の間バジルを育てられていた先輩のUさんの手作りフラワーポッドでは11月の初めから再びイチゴの苗を植えました。一月が経過しておいしそうなイチゴの実がなり始めました。
先のブログでもお話ししましたが新宿事務所のベランダで手作りフラワーポッドで育てているコーヒーやアレカヤシなどの南方系の観葉植物も東京の冬は室内で育てた方が安心なので窓辺に移しました。
新宿事務所の窓は西向きなので、午前中は直射日光は当たりませんが午後にかけて明るい日差しが差し込みます。この環境が南方系の観葉植物の成長に適しているのでしょうか、ここ数年、事務所の室内で育てているパキラも葉が大きくなってきました。効率よく光を取り込もうとして葉を大きく広げているのかもしれませんね。
手作りフラワーポッドの通気性と保水性が、カスケードブロックと同じように植物の根を活性化する快適な環境を作り出しているようです。12月7日撮影
一粒の麦 | 2019年12月04日 |
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「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが死ねば、多くの実を結ぶ。」新約聖書に出てくる有名な言葉ですね。(ヨハネによる福音書)心に響く素晴らしい言葉です。しかし言葉尻を取らえて上げ足を取るつもりはありませんが、麦の種は生きて実を結ぶのです。西洋芝ベントグラスの種
私は自分の力不足で自然の力に対処できずに芝生を枯らすことがあるのですが、そのようなときに種をまきしばらくして発芽する芝生の姿を見ると大きな喜びを感じます。種をまいて2週間ほどして発芽してきた芝生の様子。季節は6月上旬
地球に生命が生まれてから35億年以上が経過しました。種の中にはこの長い歳月をかけて作られ、引き継がれてきた命の灯が宿っているのです。
種は次の世代に命をつなぐ灯であるとともに、麦やコメのように我々にエネルギーを与えてくれる糧でもあります。我々は自らの力でエネルギー(炭水化物)を作り出せませんが、植物が光合成を通して作り出し、種に蓄えたエネルギーを分けてもらうことで命をつなぎます。写真はカスケードブロックで育てた稲です。関連ブログ:仏の教えと科学の眼 2