1月のフローラカスケード | 2020年01月23日 |
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浅草寺様境内のフローラカスケードで8月から咲き続けてきたインパチェンスもようやく花が終わり、初夏にむけてビオラを植えることにしました。例年であればビオラの植え替えは10月下旬に行うのですが、インパチェンスの花が長く咲き続けたことと、温暖な気候のおかげで、初めて年をまたぎ花の植え替えを行いました。
ゼラニウムやミントなどのハーブ類は1月の下旬になっても元気です。9月に種をまいた野菜やルッコラも大きく育っていました。
ミックスベジタブルの種から育てた野菜がおいしそうです。フローラカスケードで花やハーブ、イチゴのほかに野菜も育てられることがわかりました。
これからまだ寒い日が続きますが1月に植えたビオラが春から初夏に向けてフローラカスケードの上でどのように育ってゆくのか観察してゆこうと思います。
1月23日撮影
福羽イチゴ | 2020年01月18日 |
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新宿御苑の温室で福羽イチゴを見かけました。福羽イチゴは日本のイチゴのルーツでそのDNAは、はるのか、とよのか、女峰、さちのかなどの品種に受け継がれているそうです。
福羽イチゴの開発者である福羽逸人は新宿御苑の前身である勧農局農業試験場に務め、そののち農業試験場が宮内省管轄の新宿御苑に移管された後、1898年に責任者に就任したそうです。そして福羽は1900年にオランダイチゴの栽培品種の実生を選抜して福羽イチゴを作られたようですね。下の写真は福羽イチゴの説明パネルです。
福羽イチゴはやや細長い形をしているようですね。事務所のそばの新宿御苑に日本のイチゴの源流があることを知り、手作りフラワーポッドやカスケードブロックでイチゴを育てている私に親しみと自信を与えてくれました。
1月18日撮影
今年の冬は暖かい❕ | 2020年01月15日 |
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今年の東京は暖かい冬を迎えています。昨年の1月、新宿御苑の台湾閣の前では池の水が凍っていました。2019年1月8日撮影
同じ場所から撮影した今年の写真を見るとご覧の通り池は凍っていません。2020年1月15日撮影
ウエザーニュースに初氷の観測日を記録したグラフが載っていました。このグラフを見て驚いたのは東京では1920年代には11月の初旬に初氷がみられたようですね。1970年や80年にも11月の初めに初氷が観測されたようですが。その後、初氷の観測日が12月から1月に向かうようになったのは東京のヒートアイランド化が進んだからではないでしょうか?東京の都市空間のコンクリートの構造物やアスファルト舗装面が増えることで保水率が下がり、自動車や空調機からの排熱の増加などと複合してもたらすヒートアイランド現象の影響で東京の冬の平均気温が高くなり初氷の観測日が遅れるようになったと思います。以前のブログでもお話ししましたが、今日までの東京のの気温の変化は冬に大きくみられるようです。何故冬の気温が高くなったのか?もちろん1970年や80年の11月初めに初氷が見られたように地球規模による気候の変化に基づく影響も忘れてはいけませんが。今から7年前2013年1月14日の朝、東京は大雪に見舞われていました。JR山手線原宿駅の雪景色
冬の東京の気候に大きな影響を与えるのは冬のシベリア高気圧(冬将軍)の配置ですね。これから将軍様がどのような行動に出るのか気を付けて見てゆこうと思います。
1月のPIOのテラス | 2020年01月13日 |
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今年の東京は暖かい冬を迎えています。冬の間は太陽の角度が低く、日差しが届きにくいPIOのテラスの植物たちも元気です。西洋芝ベントグラスの緑が濃くなってきました。
イチゴの葉も輝いています。
唯一テラスで日が良く当たる場所で緑化ブロックに灌水システムを組み込んだ上で種から育てててきたミックスフラワーがこんもりと茂ってきました。
先月に引き続きカスケードブロックのチューリップの球根も、新しい芽を出してきました。
野菜フィールドのスミレも可愛い花を咲かせています。スミレの周りに蒔いたミックスフラワーの種も発芽してきました。
1月13日撮影
1月の新宿御苑 | 2020年01月04日 |
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今日から御苑が開園しました。芝生をはじめ多くの植物たちが休眠している中、小福桜が寒い中で花を咲かせています。
日本庭園の池の黒松に施された棕櫚縄のユキツリが周囲の景色のアクセントになっています。
台湾閣の前でナンテンが赤い実をつけていました。
もう少したつと梅の花が咲き始めますね。御苑の植物たちも寒空の下で春の準備を進めています。
1月4日撮影
1月の新宿事務所 | 2020年01月02日 |
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新年おめでとうございます。朝事務所に入った時,室温は15度でした。これは西洋芝が育つのに最適な温度(15度から25度の間)の下限温度です。この環境の中で手作りフラワーポッドに植えられた南方系の観葉植物であるパキラ、そして熱帯の高原で育つコーヒーが室内で東京の冬を過ごしています。
同じく南方系の植物であるアレカヤシも机の上で新年を迎えています。室内は屋外に比べて光の量が少ないので、植物たちを窓辺に置いて昼の間、光がなるべく葉に当たるよう工夫しています。植物が人の眼に見えるということは秒速30万キロメートルの速さで飛び回る光子の中で、短い波長(紫)と長い波長(赤)が植物のクロロフィル(葉緑素)に吸収され光合成を行うエネルギーとして利用されるのに対して、クロロフィルにあまり吸収されない赤と紫の中間の波長(緑)が反射されるので目が植物の葉を緑色として知覚できる仕組みですね。
屋外ではカスケードブロックに植えられたマーガレット、ベゴニアが日中10度前後の寒さの中で元気に新年を迎えています。新宿事務所にやってきて5年以上たつセダムも元気ですね。
カスケードブロックに植えられたスミレも寒さの中で風に当たりながら花を咲かせています。これから2月にかけて東京の気温はさらに下がってゆくので、植物たちの様子を注意深く見守ってゆこうと思います。
1月2日撮影