カスケードブロックによる植物の栽培記録 | 2020年02月27日 |
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カスケードブロックによる植物の栽培記録のサイトがアップされました。ホームページトップの資料ダウンロードからご覧いただけます。(表記内容が変わっていなければCtrlキーとF5キーを同時に押して再読み込みを行ってください。)
カスケードブロックは土に似た性質をしていますが、飛散することなくほこりが立ちません。テラスやベランダで根鉢の土とカスケードブロックだけで植物を育てます。
カスケードブロックは穴に挿入された根鉢に水や空気を直接供給するので植物が元気に育ちます。
カスケードブロックは立面で花や野菜、ハーブやイチゴなどを育てることができます。下の写真はルッコラを種から育てて半年ほどたった様子です。
カスケードブロックは立面で植物を育てられるので空間を有効に利用できます。狭いスペースでも多くの花が育てられます。
カスケードCascadeは小滝を意味する英語です。カスケードブロックから植物が小滝のように流れながら育つイメージを表現しました。
カスケードブロックを積み重ねたフローラカスケード(植物の小滝)では花やハーブ、野菜などが元気に育っています。水は上から下に流れますが植物は光を求めて上に伸びるようですね。 浅草寺様境内2月27日撮影
2月の新宿御苑 | 2020年02月20日 |
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今年の東京の二月は暖かく御苑も穏やかな気候に包まれています。朝の苑内は人も少なく静かです。
暖かいせいか苑内では冬桜がよく咲いていました。今年もまた4月にかけて様々な桜を楽しむことができそうですね。
梅も見ごろを迎えています。梅は紅梅が先に咲いて、あとから白梅が咲くようです。
2月20日撮影
2月のフローラカスケード | 2020年02月13日 |
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1月にビオラを植え替えて3週間ほどが経過しました。真冬に植えたビオラも日当たりのよい場所に設置されたカスケードブロックの上で元気よく育ってきました。フローラは植物、カスケードは小滝を意味する英語です。フローラカスケードは植物がカスケードブロックの穴から小滝のように流れる姿をイメージしました。滝の水は下に向けて流れますが、フローラカスケードのビオラたちは太陽の光を求めて上に向けて育ち始めました。
フローラカスケードは立面で様々な植物を育てます。最初は花の苗からの育成が始まりましたが、昨年からは野菜を種から育てています。
昨年の春に植えたゼラニウムなどのハーブが大きく育ちたち、フローラカスケードの壁面から滝が流れるように育っています。
2月12日撮影
2月のPIOのテラス | 2020年02月10日 |
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2月に入りPIOのテラスでは日当たりの良い場所に緑化ブロックを置き、種からミックスフラワーを育てていますが大きく育ってきました。
この植物を育てる装置の仕組みは、中央に穴をあけた緑化ブロック(1)を水槽(7)の上に載せます。そして灌水クロスを細く切ったひもを穴から水槽に垂らします。(2)そして緑化ブロックの上に灌水クロス(3)を敷いて土(4)を薄くかぶせ植物の種をまくだけです。下記のレイアウトをご参照ください。
10月の下旬に種をまき12月には発芽してきました。下の写真は12月のミックスフラワーの様子です。12月のPIOのテラス
野菜フィールドではスミレやイチゴの間に蒔いたミックスフラワーの種が発芽して花やイチゴの苗を覆うほど伸びてきました。
芝生フィールドにもようやく光が当たるようになりました。これから春に向けてPIOのテラスで花やイチゴ、そして芝生の成長が活発になって行くのがとても楽しみです。
2月10日撮影
ベランダのカスケードブロック | 2020年02月09日 |
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10月の終わりにベランダの室外機の上にカスケードブロックを置きビオラを植えて3か月たちました。
ビオラは寒さの中で元気に咲き続けています。ビオラを育てている場所は南に面しているので、冬になり太陽の角度が低くなり日がよく当たります。
カスケードブロックの保水性と通気性、そして暖かい日差しが冬の寒さの中でビオラを元気に育てています。2月9日撮影
ヒートアイランドにオアシスを2 | 2020年02月04日 |
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先のブログで「コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドに無数の緑のオアシスを作り人々が癒されるか空間をご提供することが当社の目的です。」と述べました。真夏、日陰でガーデンクリートと芝生を組み合わせて緑化した表面温度を測定すると日陰のコンクリートの表面温度より20度ほど低かったです。この表面の温度差が体感温度を下げることにつながります。風のガーデンの温度測定
2015年8月6日午後1時57分 外気温(日陰33度)、湿度56%の時、コンクリートの表面温度(日陰)は58.8度、芝生の表面温度(日陰)は32度でした。東京都文京区建物9Fテラスにて測定
コンクリートやアスファルトと芝生の表面温度に大きな差がみられるのは保水性の違いですね。コンクリートやアスファルトは太陽光のエネルギーを内部に蓄熱するのに対し、保水性のあるガーデンクリートの上に育つ芝生は太陽光のエネルギーを利用して、内部に保たれた水分を液相から気相に相転移(気化・蒸発)するので、芝生表面からの放射される熱はコンクリートやアスファルトよりも低くなる仕組みです。
理科年表にみられる東京の気温は東京都千代田区大手町の気象庁(2014年からは近くの北の丸公園に移転)で計測されています。理科年表で採用されている東京の気温の測定方法は、世界(WMO)基準に準じた方法で芝生の上、地上1.5mの測定地点に百葉箱やファン付きの通風筒の中に入れた温度計で測定されているようです。以前のブログでもお話ししましたが1961年から2017年にかけての東京の8月の気温は25度から30度の間でほぼ横ばいに変化しています。何故冬の気温が高くなったのか?これは芝生の表面温度が液相から気相に変わるときに太陽からの光がエネルギーとして使われるので、年が変わっても気温に大きな差がみられないのではないでしょうか。それに対してコンクリートやアスファルトは保水性がないので、液相から気相へ変わることがなく、太陽光エネルギーはコンクリートやアスファルト内部に蓄熱されるので放射される熱も芝生よりも大きくなり、気温の上昇をもたらしてヒートアイランド現象を引き起こすと考えられます。
ガーデンクリートとお水番を利用して緑化することでヒートアイランド全体の気温を下げることはできませんが、ヒートアイランドで生活する人々の身の回りの体感温度を下げることは可能です。ガーデンクリートはコンクリートやアスファルトの上にのせたり、施工するだけで保水性のある緑化基盤が作れます。自然灌水システムお水番と組み合わせることで無数の緑のオアシスを容易に人々の生活空間に作ることができるのです。
ヒートアイランドにオアシスを | 2020年02月03日 |
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地球温暖化を緩和するためにCo2をはじめとする温室効果ガスの排出を規制する運動が世界規模で行われています。その中で当社の製品開発のテーマはコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた地表や壁面で植物を育てて保水率を高めヒートアイランド現象を緩和して体感温度を下げたり、植物と共生することで人々が癒される環境を身近に作ることです。そのためにヒートアイランド東京で、当社で開発した土壌代替機材ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせて、一年を通して様々な植物を育てる経験を積み重ねてきました。写真は浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードです。穴の開いたカスケードブロックと灌水システムの組み合わせで、ビオラやニチニチソウ、インパチェンスなどの花や、イチゴ、野菜、ハーブなどを丸5年かけて育ててきました。2020年2月3日撮影 関連ブログ:フローラカスケード
これまでの活動を一言で表現すると「コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドにオアシスを」ということになります。私が想定しているオアシスとはヒートアイランド都市の中で生活をしている人々の身近に植物が育つ空間です。そのためにコンクリートやアスファルトの上で植物を育てるガーデンクリートを開発しました。ガーデンクリートは保水性と通気性に優れ性質が土に似ています。しかも固化しているので土のように飛散することなくコンクリートやアスファルトの上に植物が育つ空間ができます。またコンクリートやアスファルトの上で植物を育てるためには水の供給の継続性が求められます。そこで開発されたのが自然灌水システム「お水番」です。お水番の原理は毛細現象の働きを利用して植物の根に直接水を供給することです。ガーデンクリートと自然灌水システムお水番を組み合わせて、コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドに無数の緑のオアシスを作り人々が癒されるか空間をご提供することが当社の目的です。関連ブログ:大田区産業プラザ6Fテラス
PIOのテラスに設置されたガーデンクリートとお水番の組み合わせで、試行錯誤を繰り返しながら西洋芝を10年以上にわたって育てています。2020年2月3日撮影