三佐和ブログ


9月のフローラカスケード 2020年09月29日

秋分が過ぎて浅草寺様境内の気温も落ち着いてきました。ここにきて再びインパチェンスの花が元気に育ち始めました。

P9290001.JPG

P9290015.JPG

七月に剪定をしたミントがまた大きくなってきました。花は終わりましたがゼラニウムがしぶとく育っています。フローラカスケードの灌水量も秋分を境にして少し減らしました。

P9290010.JPG

P9290020.JPG

これからは植物たちにとって過ごしやすい季節になるのでしょうね。インパチェンスやハーブの育ち具合を見ながら、冬の準備も少しずつ進めてゆこうと思います。

P9290031.JPG

             9月29日撮影

9月の新宿事務所 2020年09月28日

季節が秋になりましたが新宿事務所のベランダの植物たちは元気です。夏の間プランターブロックマーガレットで育てたインパチェンスやベゴニアがまだ花を咲かせ続けています。

P9280007.JPG

植栽装置オアシスで育てている西洋芝ベントグラス007も何とか夏の暑さを乗り越えて再び種が発芽してきました。これから気温が下がるにつれて西洋芝に過ごしやすい季節が訪れます。

P9280004.JPG

室内では手作りフラワーポッドで育てているパギラが大きくなったようです。今年の夏は現場に出る機会が多く事務所で過ごす時間が少なかったのですが、室内の気温はほとんど30度以下に保たれたようでパギラも元気です。

P9280018.JPG

夏の植物が元気なうちに、秋から冬にかけて育てる花を植え替える準備を進めてゆこうと思います。

P9280012.JPG

                       9月28日撮影

9月のPIOのテラス 2020年09月25日

PIOのテラスも秋分の日が過ぎて、灌水タンクの水温も20度を切ってきました。これからはタンクの水も少しづつ重くなってゆくのでしょうね。野菜フィールドではイチゴがライナーを広げています。

P9250017.JPG

昨年の秋に野菜フィールドに種をまいて育てたアリッサムが再び咲き始めました。花を咲かせたアリッサムの種が野菜フィールドに残っていたようです。

P9250005.JPG

植栽装置オアシスで厳しい夏の直射日光に耐えたミントが逞しく育っていました。

P9250012.JPG

8月のブログでメロンと紹介した芝生フィールドで発芽した植物は、育つにつれて葉の形が変わり植物を調べるソフトで撮影するとツルレイシ(ナガレイシ)と表示されました。これからどのように育ってゆくのか楽しみです。

P9250011.JPG

今年の9月のPIOのテラスは雨が多かったようですね。10月になり気候が変わったら灌水タンクの調整も含めて野菜フィールド、芝生フィールドをメンテナンスして秋から冬にかけての準備をしようと思います。9月25日撮影

9月の新宿御苑 2020年09月24日

秋分の日が過ぎて新宿御苑には秋の気配が漂ってきました。千駄ヶ谷門の入り口付近でヒガンバナが咲いていました。

IMG_4023 (002).JPG

  上の池のほとりではススキが穂をそよがせていました。

IMG_4014 (002).JPG

  日本庭園では秋の七草の萩が咲いていました。

IMG_4016 (002).JPG

夏の名残のサルスベリの花が台湾閣を遠くに臨みながら咲いていました。

IMG_4019 (002).JPG

秋の彼岸も終わり気温が下がってきたようです。これからヒートアイランド東京のオアシス新宿御苑の自然も美しい色どりを添えてゆくことでしょうね。9月24日撮影

9月のベランダガーデニング 2020年09月21日

夏の間に育てた野菜や花に代わり植物を植え替えました。プランターブロックマーガレットにはトマトやナスに代わりハーブのバジルを植えました。

P1500560.JPG

      カスケードブロックフローラにはヒメジオンとペンタスを植えました。

P1500558.JPG

平面に置いたフローラではプレクトランサス属のCervezan Limeが育ち続けています。9月21日撮影

P1500561.JPG

保水性のあるガーデンクリートで作られたプランターブロックは通気性も良く、必要最小限の水分で植物を育てます。ブロックの穴に根鉢を挿入するだけなので植え替えも簡単で土ぼこりでベランダを汚すこともありません。関連サイト:ガーデンクリート三姉妹  お買い求めは:三佐和オンラインショッピング

過ぎたるは及ばざるが如し 2020年09月17日

今回も中国関連のニュースですがネットを見ていたらすごい集合住宅の写真と記事を見つけました。中国四川省成都に建てられた集合住宅で全戸8棟286室のテラスがすべて緑化されていてその姿はジャングルに覆われた都市のようです。しかし現在のとこところ入居しているのはわずか10世帯ほどだそうで、その理由は蚊の来襲にあるようです。286室のテラスすべてを緑化したのですが、植物たちは伸び放題でそれをメンテナンスする人もいなく蚊が大発生しているようです。

IMG_3886 (002).jpg

写真でしか緑化の様子を確認できないのですが、建物各戸のテラスには40cmから50cmの厚さで土が盛られたプランターに低木などの植物が植えられているようです。これだけの植物を育てるには灌水の継続が必要ですが、写真で見たところ枯れた植物はないようなので灌水の継続性は保たれているようですね。緑化システムの観点からみるとこの建物の緑化は成功しているようです。

IMG_3901 (002).JPG

この集合住宅は植物たちにとっては住み心地の良い環境のようですね。また記事にあるように蚊が大量発生しているように植物と共生している虫などにとっても住み心地は良さそうです。その一方で莫大な資金をかけてこの環境を作り上げた人間にとっては、住み心地の良い環境とは言えないようです。この集合住宅の環境作りから得られた教訓は「過ぎたるは及ばざるが如し」。人、植物、そして虫などの生物が共生できるバランスの取れた環境を作ることが必要だということです。

写真は新宿御苑の樹木です。9月17日撮影

メンテナンスの継続性 2020年09月12日

ネットのニュースを見ていたら「中国の次なる治水事業スポンジ都市構想」という記事を見つけました。中国でスポンジ都市(海綿城市構想)が始動したのは2015年からのようです。屋上庭園、景色のいい湿地公園、浸透性の舗装、地下貯蔵タンクの活用などが事業化されたようですが、それから5年が経過した現在、事業化された屋上庭園などは荒廃しているようです。詳しくは記事をご覧いただくとして私なりの意見を述べさせていただきたいと思います。

P9070011.JPG透水性コンクリートと緑化コンクリートの開発と事業化を目指して会社を設立して以来、コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京を舞台にして試行錯誤を続けながら現在に至っています。様々な経験を積み重ねた中で、ヒートアイランド東京の厳しい自然環境で製品システムの継続性を如何に維持するかが重要なポイントであることがわかりました。製品のメンテナンスの継続性が大事だということですね。

P9110067.JPG

東京都台東区にあります浅草寺様の境内をブミコン舗装させていただき12年が経過しました。これまで舗装させていただいた延べ面積は約10,000㎡に及びます。ブミコンで境内を舗装した後も浅草寺様では、境内を訪れた皆さんが快適に歩行できるように常に監理、散水、掃除、などのメンテナンスをしてくださり今日に至っています。今年は境内の排水システムの改修に伴いブミコンも再鋪装させていただいています。

P9080005.JPGまたコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京では、屋上や壁面で植物を育てるには灌水の継続性が必須条件です。東京で植物を育てるということは砂漠で植物を育てるようなものです。年間降水量の数値でみると東京は砂漠よりも多いですが、当社で開発した緑化基盤と灌水システムの組み合わせは、東京の年間降水量を有効に利用しながら必要最小限の灌水量で植物を育てます。下の写真は浅草寺様境内に設置されたフローラカスケードでインパチェンスやハーブなどを育てている様子です。9月11日撮影

P9110058.JPG

冒頭で紹介した中国の事例は構想が事業化された後にメンテナンスが滞ったことで、荒廃した現状をもたらしたということですね。いかに夢のある構想を描いても、それを実現させた後に地道なメンテナンスの継続性が保たれなければ夢は砂上の楼閣に終わってしまうという教訓です。

おみくじ前ブミコン舗装2 2020年09月07日

 浅草寺様境内のおみくじ所まえのブミコン舗装が終了しました。

P9070003.JPG日差しが強かったり、雨が降ったりした中での施工でしたが養生シートを利用して仕上げることができました。

P9070006.JPG

境内のブミコン舗装はまだまだ続きます。秋は気温も下がりブミコンの施工には適した季節ですが、移り変わる天候を注意しながら仕事をしてゆこうと思います。

P9070011.JPG       施工 山内石材株式会社様 9月7日撮影

おみくじ前ブミコン舗装 2020年09月01日

今日から九月です。おみくじ前の参道の舗装が終了しフェンスが外されて参道横のブミコン舗装が始まりました。

P8310004.JPG

今回はブミコンの材料を作るために移動式プラントが用意されました。移動式プラントは今までよりも倍の速さで材料を作る事ができます。そして材料の計量と混錬をプラントが行うので作業をする皆さんの負担も軽くなります。

P8310027.JPG

今年の夏は日照りが続いたのでブミコンを施工した後に表面をブルーシートで覆いましたが良い効果を得ました。

P8310033.JPG

九月に入り東京の気候も変わってきたようです。これからは秋の長雨や台風を想定してブミコンの施工を続けてゆこうと思います。

P9010090.JPG            施工:山内石材株式会社様 9月1日撮影


TOP