三佐和ブログ


12月のPIOのテラス 2020年12月09日

12月に入り東京の朝の気温は10度を下回るようになってきました。大田区産業プラザの6Fテラスに設置された緑化ブロックヒルダと自然灌水システムお水番を組み合わせた芝生フィールドと野菜フィールドの植物たちも冬の寒さの中で元気に育っています。芝生フィールドのお水番の灌水量もここにきて約1mm/㎡・日に下がってきました。

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野菜フィールドの灌水量も同じく約1mm/㎡・日の水量です。1日当たりの灌水量が下がった理由は水温が低くなるにつれて水の粘度が高くなったからでしょうね。スリースバルブの開閉で水量を調節するお水番にとり、微妙な水の粘度の変化がバルブの隙間を通る水量に影響します。気温が下がり灌水量は減りますが、植物からの水分蒸散量も減るので灌水量と蒸散量のバランスは今のところ取れています。

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芝生フィールドに進出してきたイチゴのライナーの周りにミックスフラワーの種をまいてワイルドガーデン風に仕立てる計画も,種が発芽して順調に進んでいます。どのような花が咲くのか楽しみですね。

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今年の東京の冬は寒いようです。ヒートアイランド現象のおかげで東京の気温は多少は高くなると思いますが、テラスの植物たちが寒さに負けず元気に育つように見守ってゆこうと思います。12月9日撮影


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