三佐和ブログ


植栽装置オアシスに芝生の種を蒔いて1年が経ちました 2021年03月19日

新宿事務所のベランダに植栽装置オアシスを設置して、西洋芝の種クリーピングベントグラス007をまいて、今日で365日丸一年が経過しました。事務所のベランダは西向きにあり、一日を通してごくわずかな時間だけしか太陽の光が届きません。(クリーピングベントグラスの種007の種を蒔く2020年3月20日)

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このような環境で芝生を育てて一年が過ぎ過ぎましたが、ここにきて意外なことに気が付きました。それは芝生の葉の蒸散量の多さです。昨年の暮れから芝生の葉を刈るのをやめて伸ばし放題にしたのですが、陽射しがあまり当たらず、冬の寒さの中で灌水量は増えることはないと予想したオアシスへの灌水量が増えたようです。(ベランダに植栽装置オアシスを設置た様子。)

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芝生が伸びて葉の表面積が増えるにつれて灌水量も増えてきたようです。(ベントグラスの種007をまいて20日で発芽してきた様子。4月8日撮影)

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先のブログ(芝生の水分蒸散力)でもお話ししましたが福島の原子力発電所に貯留されたタンクの水を海に放出するか、大気に蒸散させるか迫られた今、放射性物質についてあまり詳しくない私が言うのもなんですが、植物の持つ水分蒸散能力を利用するのも一つの方法ではないでしょうか?例えば貯留タンクの上で芝生を育てるとか?(植栽装置オアシスで芝生を育てる仕組み)

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芝生は刈るのが当たり前と考えていましたが、これからは植栽装置オアシスの西洋芝がどれだけ伸びるか、伸びきった後どのように変化してゆくのかさらに観察を続けてゆこうと思います。

P3190108.JPG                        3月19日撮影


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